【家族】感想:NHK番組「あしたも晴れ!人生レシピ」『親が亡くなる前にできること』

親が亡くなる前にやることチェックリスト。相続、葬儀、感謝を伝えるなど、物心両面で準備をして後悔のないように。10分で読めるシリーズ

あしたも晴れ!人生レシピ NHK http://www4.nhk.or.jp/jinsei-recipe/
放送 NHK Eテレ。2018年12月14日(金)

【※以下ネタバレ】
 

心も体も変化し、この先を考え始める50代以降、
「これからどんな人生を歩んでいきたいのか」と問い始めた人たちを応援し、
“生活を豊かにするヒント”をお届けする情報番組です。
健康、住まい、お金、ファッションなど、幅広いテーマを掘り下げます。
あなたの人生が明日も晴れますように!という思いを込めてお届けします。

 

親が亡くなる前にできること (2018年12月14日(金)放送)

 

内容

http://www4.nhk.or.jp/jinsei-recipe/x/2018-12-14/31/17821/1481330/
12月14日金曜

NHKEテレ1 午後8時00分~ 午後8時45分
あしたも晴れ!人生レシピ「親が亡くなる前にできること」


親が死ぬまでに何をどうしておけば悔いが残らないのか?親の家でチェックすべきポイントとは?今年亡くなった津川雅彦さんと朝丘雪路さんの一人娘の真由子さんが思いを語る


気になりながらも見て見ぬふりをしてしまいがちな“親の老い”。介護が必要になったら、ついの住処はどこがいいのか?など確認しておくべきことはいくつもある。なかなか口に出せないという問題をどうすればいいのか?親の家での老いのサインの見つけ方など、親との向き合い方のポイントを伝える。津川雅彦さんと朝丘雪路さんの一人娘の真由子さんが、両親にしてあげられなかった後悔についてスタジオで語る。


【ゲスト】真由子,【講師】パオッコの会代表…太田差恵子,【司会】賀来千香子,高市佳明,【語り】堀内賢雄

 
●一年の間に両親を失う悲しみ

 津川雅彦朝丘雪路の娘の女優の真由子がゲスト。母親の朝丘雪路が今年四月、父親の津川雅彦が今年の八月、と一年で両親を亡くしてしまった心境を語る。

 「亡くなった直後はなんとか耐えられたものの、数か月経ってから大きな悲しみに襲われている。父親が休日などに会いたがっていたのに、自分の都合で後回しにしていたことを後悔している。生きているうちにもっと会っておけば良かった。また亡くなるときの話題を避け続けていたが、そういう話をしておけば、両親も安心して逝けたのではないか。」



●専門家の話

・親がいつかは亡くなる、ということを考えておく。気にかけていないと、いつの間にか老いが進行していて、病気になったり介護が必要になったりする」

・親と話して、延命治療はどうするかとか聞いておく。でないと、いざそういう時になって自分たちで決めてしまい、あれで良かったのかと悩んでいる人たちは多い。



●両親と離れて暮らしていた男性の例

 両親と離れて暮らしていた。定期的に里帰りをしていたのでそれで十分だと思っていたが、父親が80歳を超えて、介護施設に入ってほしい嫌だで大喧嘩。父親は施設に入った後、数年後に亡くなったが謝る機会が無かったことを後悔。

 その後母親がガンで入院。その時に「帰ってきてくれていたらなんとかなったのに」と言われて、母親の本音を知った。ずっと一緒に住んでくれと言われるのが怖くて、その話題を避け続けていたのに後悔している。


介護の話は、家族だけでなく、ケアマネージャーなど第三者も交えて話し合うこと。強引に納得させるのではなく話し合うことが大事。そして年を取ってからではこういう話はしにくいので、元気なうちにどうしたいかを話し合っておくのが良い。

 こういう話はしにくいので、「自分は延命治療はこうしたいが、どうしたいか?」という形で話し合っていくのが良い。



●高齢の親と向き合うセミナー

 エンディングノートは買っても大抵書かない。だから子供の方から「自分が生まれた時どう思ったか?」とか話を切り出して、その流れで一緒に書くとよい。実のところ、親の方も老後のことを子供と話し合いたいが、互いに遠慮が有るので言い出せないという事が多い。



●離れて暮らす親について

 帰省した時に以下を気を付ける。

 冷蔵庫→期限切れの物があふれてないか。逆に何も入っていないということは無いか。年を取ると食事がおっくうになって菓子だけで済ますとかがある。

 テレビの音量→耳が遠くなってとんでもないボリュームになってないか。

 危険を避けるため、家電のコードは躓かないような這わせ方にする、滑りやすい玄関マットは取り除く、トイレや風呂はヒートショック対策の暖房をつける。

 ただし、一方的に押し付けるようなことをすると親の機嫌を損ねるので注意。親の生活を第一に考えて話し合う。


親孝行の日

 大阪の会社の取り組みで、毎年4月1日にパートも含めた社員に親孝行費用として一万円を渡す。用途は自由。「親を大事にできない人間が、お客様を大事にできるはずがない」という発想。



●親が子供に望む孝行

 第一位は「心配させない事」。


感想

 自分の老いを実感する年齢になって来れば、当然親の方はもっと老いている訳で、嫌でも考えてなればならないのが、親との別れ。という事で、気になって視聴してしまいました。

 ほんと、「嫌でも目を背けていてはいけない」テーマなんですよね……、ぼちぼち色々と準備しないといけませんよね…… 亡くなった後に後悔で泣きたくは無いですしね……
 
 
もしもの時に家族をつなぐ 書き込み式 エンディングノート (生活実用シリーズ)