【時事】「Colabo」擁護派の反論がまやかしだらけで一周回って楽しくなってきた【悪質な議論のテクニック】

実戦で証明!議論に勝つ本―守りのノウハウ、攻めの「スーパールール」
実戦で証明!議論に勝つ本 
 

2023/01/05
東京都に経費再調査を求める 女性支援事業の監査結果 | 共同通信
https://nordot.app/983337597256859648

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 東京都監査事務局は4日、都の若年被害女性等支援事業を受託している一般社団法人「Colabo(コラボ)」に委託料の不正受給があるとした住民監査請求について、主張の大半は「妥当ではない」と退ける監査結果を公表した。一方、コラボの経費精算に一部不当な点があるとして都に再調査を指示。不適切な委託料があれば返還請求するよう求めた。


 都はコラボに2018年度から同事業を委託。昨年11月、21年度に支出した委託料2600万円について「不正受給がある」との住民監査請求があり、都監査委員が調査していた。


 監査結果は妥当性が疑われる食事代などが一部計上されていると指摘した。

 
 
 昨年末からネット上で話題のこの話。特にハマっているというわけではないのですが、以前からColabo擁護派の反論を見ていると何かモヤモヤした居心地の悪い物を感じていました。で、ふと思い出したのがこの本の内容。
 ↓

http://www.amazon.co.jp/dp/4837955428
実戦で証明!議論に勝つ本―守りのノウハウ、攻めの「スーパールール」 単行本 1997/9/1
マイケル・A. ギルバート (著), Michael A. Gilbert (原著), 松尾 翼 (翻訳)
出版社: 三笠書房 (1997/9/1)
発売日:1997/9/1

 
 その昔、パソコン通信(古い!)で論戦を吹っ掛けられたときに、ヘリクツに負けないために購入した本だったのですが、今読み読み返すと、Colabo擁護派がとっているのが「議論に勝つためならどんな汚い手でも使おうとする悪辣な人間の使うまやかし」そのものだったという……(笑)


例1 個人攻撃のまやかし
批判側「Colaboは税金の使い方がおかしいのでは?」
Colabo擁護側「Colaboを批判する連中は、女性を憎むアンチフェミニストだから攻撃してくるんだ!」


<解説>
相手に「不満分子」「偽善者」などの不快感を煽るレッテルを貼りつけて中傷し、まともな議論を拒否する。


<対策>
レッテルに対して戦わず、主張を続ける。「ハイハイ、アンチフェミだろうとなんと呼ぼうと結構ですが、Colaboは税金の使い方がおかしいのではないのですか?」
 
 
 
例2 責任転嫁のまやかし
批判側「Colaboは税金の使い方がおかしいのでは?」
Colabo擁護側「Colaboが無くなったら女性が困る。だからColaboがちょっと税金の使い方が不明瞭でも許すべき!」


<解説>
自分の悪事を「仕方がない」等の理由でごまかそうとする。


<対策>
悪事は悪事であると主張する。「女性を助けるためだからと言って、税金の使い方が不明瞭なことを正当化する理由にはなりませんよね?」
 
 
etcetc。
 
 
 こういう視点で見始めると、もうColabo擁護側が次はどんな理屈を持ち出してくるのかと、イライラするより楽しみになってきましたよwww