感想:WEBコミック「キン肉マン」第177話「友情と孤高!!の巻」


キン肉マン 55 (ジャンプコミックス)

週刊プレイボーイ http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel/

【※以下ネタバレ】

第177話 友情と孤高!!の巻 (2016年7月25日(月)更新)

あらすじ

http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel/
ネメシスとの決戦前夜に、まさかの敵前逃亡を図ったキン肉マン。だが、ネプチューンマンの手荒い激励で、どんなに逃げ回ろうとも自分の心はすでに決戦のリングに向かっていると実感。そして、いよいよ決戦当日。舞台に選ばれた聖地・甲子園球場のリングに向かうキン肉マンは、前回の“ラッキーゾーン”ではない方向へ案内され…!?

 甲子園球場のリングでついにキン肉マンとネメシスが向かい合った。

感想

 観客に現役の掛布やバースがいるのですが、この話は西暦何年という設定なんだろう?



[参考]対戦カード/結果

1F ○バッファローマン(ハリケーン・ギガブラスター)ד完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)”ガンマン
2F ○ネメシス(マッスル・スパーク)×ラーメンマン
3F ○テリーマン(試合放棄)ד完璧・陸式(パーフェクト・シックス)”ジャスティスマン
4F ○“完璧・拾式(パーフェクト・テンス)”サイコマン(リフトアップスラム)×ブロッケンJr.

4F ○“完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)”シルバーマン(“完璧・弐式奥義”アロガント・スパーク)ד完璧・拾式(パーフェクト・テンス)”サイコマン

[参考]完璧超人始祖の一覧

00 “完璧・零式(パーフェクト・ゼロ)”   ザ・マン/超人閻魔
01 “完璧・壱式(パーフェクト・ファースト)”ゴールドマン/悪魔将軍[天のダンベル]
02 “完璧・弐式(パーフェクト・セカンド)” シルバーマン/銀のマスク[地のダンベル]
03 “完璧・参式(パーフェクト・サード)”  ミラージュマン(死亡)[氷のダンベル]
04 “完璧・肆式(パーフェクト・フォース)” アビスマン(死亡)[焔のダンベル]
05 “完璧・伍式(パーフェクト・フィフス)” ペインマン(死亡)[風のダンベル]
06 “完璧・陸式(パーフェクト・シックス)” ジャスティスマン[光のダンベル]
07 “完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)” ガンマン(死亡)[土のダンベル]
08 “完璧・捌式(パーフェクト・エイス)”  シングマン(死亡)[星のダンベル]
09 “完璧・玖式(パーフェクト・ナインス)” カラスマン(死亡)[闇のダンベル]
10 “完璧・拾式(パーフェクト・テンス)”  サイコマン(消滅)[雷のダンベル]

感想:アニメ「スカーレッドライダーゼクス」第3話「The Right Profile」


TVアニメ「 スカーレッドライダーゼクス 」オープニングテーマ「 青と紅のフォルツァート 」

TVアニメ「スカーレッドライダーゼクス」公式サイト http://scared-rider-xechs.com/
放送 AT-X。全12話。

【※以下ネタバレ】

第3話 『Track.03 The Right Profile』

あらすじ

 第六戦闘ユニットとナイトフライオノートとの戦いが始まってから三ヶ月。戦いは連戦連勝だったが、ライダーたちにはチームワークという物が全く無かった。特にヒロは一ヶ月前に負傷した後、傷は癒えたものの戦いに精彩を欠き、石寺長官はメンバー交代を考え始める。アキラは状況を改善して見せると言い、ユウジはバンドを組めば必然的にチームワークが生まれると提案するが、ヒロは白けた態度で馬鹿にするだけだった。

 やがてナイトフライオノートがヨコハマに現われ、第六戦闘ユニットは現地に向かうが、戦場でヒロは出撃を拒否したため、他のライダー四人だけでナイトフライオノートと戦うことになる。しかし大苦戦する四人を見てヒロはついに出撃、この状況でライダー五人はようやく協力して戦い、なんとか勝利を収めた。

 戦いの後ヒロもバンドに参加することになり、バンド名はアキラの命名で「Odd-I’s」(オッドアイズ)と決まった。


脚本:永川成基 絵コンテ:森山悠二郎 演出:吉川志我津 作画監督:清水博幸/松原一之


感想

 相変わらず面白いわぁ。全体的にラノベ風味というより、コンバトラーVとかそういう感じの昭和の「複数メンバーで侵略者と戦う系」アニメを想起させます。メンバーの内の一人がごねて、しかし味方のピンチを見て飛び出していって力を合わせて、最後は仲直り、とか、まさに昭和アニメの味わいですよ(※あくまで個人の感想です)。

 わりとさらっと流しましたが、廃墟の中に建物のセットみたいな場所があって、それがアキラの小さい頃の写真に写っていた場所そのままだった、というのが気になる伏線です……、まあ、アキラの過去の経歴というものが全て捏造で、アキラ本人も知らないけど実は正体は人造人間でした、とかそういう真相でしょうね。

 毎回最後にナイトフライオノートを倒すために波動砲みたいな物をぶっ放す決めシーンは、なんとなく「カードキャプターさくら」でカードを封印するシーンを連想しました。全然似てないけど、女の子が最後に〆るというシチュエーションの類似性ですかね。


スカーレッドライダーゼクス(限定版)

感想:特撮「マイティジャック」(1968年) 第8話「戦慄のオーロラ」


マイティジャック Vol.1 [DVD]

放送 CS放送・チャンネルNECO。全13話。

【※以下ネタバレ】

1968年・円谷プロ・60分・カラー・スタンダード

当時のテレビ史上最高額である1,000万超の製作費を投じて劇場映画級で取り組まれ、円谷プロの最高傑作とも評される本格特撮ドラマ。近代科学の粋をこらして建造された万能戦艦マイティ号に乗り込み、悪の組織・Qから現代社会を防衛する11人の勇者たちの活躍を描く。

第8話 戦慄のオーロラ

あらすじ

 北極を飛行していた旅客機がいきなり攻撃を受け撃墜された。Qは北極圏に全世界へ戦争を仕掛けるためのミサイル基地を建設していた。

 天田はトップ屋の井上(藤木悠)から、MJに関係のある人間だと見当を付けられ付きまとわれていた。同じ頃、天田の友人・関谷(佐原健二)がドイツから帰国してくるが、実は関谷はQの工作員で、東京湾のどこかにあるMJの基地を発見し、マイティ号を破壊する任務を受けていた。やがて桂と関谷はお互いの正体を知らないまま、好意を抱くようになる。

 関谷は部下を使って調査を続けるもののMJの基地の場所は全くつかめず、ついに上司から水爆で東京をまるごと破壊すると言い渡される。関谷は三日間の猶予を求め、ついに天田がMJの一員だと突き止め、マイティ号を破壊するように迫る。だが天田と関谷が言い争っているところをQの工作員が銃撃し、撃たれた関谷はQのミサイル基地が北極にあると言い残して死ぬ。マイティ号は北極へ向かい、Qの潜水艦と基地を破壊した。

 事件後、井上は天田がMJのメンバーだと悟りつつ、秘密を守るといって立ち去る。


感想

 評価は○。

 マイティジャックはシナリオ展開に難のあるエピソードが多いが、今回は比較的出来がよく、目指していた「大人のための特撮物」という物がかなり実現できているという印象を受けた。

 まず、ゲストが豪華で、特撮映画でおなじみの佐原健二藤木悠が出てくるだけでも嬉しいが、さらに特ダネを掴もうとしてあちこちをかぎまわる井上やMJの基地探しに奔走する関谷と天田の三人の行動が交錯するドラマが面白かったし、また関谷と桂が相手の正体を知らないままデートしたりする大人の展開もなかなか味があった。

 クライマックスも、一通りスパイアクションをこなした後、最後にQの基地を破壊するためマイティ号が出撃し、北極の氷山に閉じこめられたりしつつ、Qの潜水艦や基地と猛烈な砲撃戦を繰り広げる、という流れが自然だった。いつもこれくらい納得出来るシナリオならばマイティジャックの評価ももっと高かっただろうと思う。

 ところで、どうもこの番組は真の意味のレギュラーというものがいないらしい。前回「月を見るな!」で登場した、当八郎(二谷英明)、英先生(春日章良)、源田(二瓶正也)、マリちゃん(池田和歌子)は今回は一秒も登場せず、逆に前回いなかった天田や村上(天本英世)が顔を見せている。前回今回とも出ているのは桂(久保菜穂子)だけである。オープニングで「11人の勇者」とか言っているが、全員揃ったのを見たことが無い……

EX合金マイティジャック 万能戦艦マイティ号 Ver.2