感想:アニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd」第4話「再びのミュトス」


「アクティヴレイド-機動強襲室第八係」オリジナルサウンドトラック

TVアニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」公式サイト http://activeraid.net/
放送 BS日テレ。全12話。

【※以下ネタバレ】

第4話 『File4 再びのミュトス』 (2016年7月31日(日)深夜放送)

あらすじ

 ミュトスは現在は警察にネット環境から切り離された場所に収監されていた。黒騎はミュトスの再犯を防ぐためには社会に復帰させるほうが良く、そのためには親しい人間が必要だと、足しげくミュトスの元を訪れていた。

 凜と舩坂がテロ対策会議で国外出張となり、その間は黒騎が室長代理として第八を仕切ることになった。同じ頃、深夜にバイク型ウィルウェアが暴走を繰り返す、という事件が発生する。ウィルウェアがらみという事で黒騎は調査を行なうと同時に、ミュトスに事件の情報を与えて捜査のヒントをもらう。やがてバイクの暴走ルートを調べてみると「RIDER」という文字が浮かび上がる。ミュトスはバイクは一方通行を逆走していることから、文字は反対から読むと推理、次は一番左のRのさらに左(西)に「E」という文字を描くと推測する。それはつまり、ラテン語の「REDIRE」(戻る)という単語を意味しており、ミュトスはバードの再来の予告と断定する。

 黒騎たちはミュトスの予想通りの場所に現われた暴走バイクを取り押さえるが、バードはその騒ぎの間に何かを日本に運び込んでいた。ミュトスは保護観察扱いで釈放されることになり、黒騎の弟という身分を与えられることになった。


感想

 評価は◎。


 前シリーズの敵キャラだったミュトスとバードが再登場し、ようやく第二期のストーリーにエンジンがかかった回。ミュトスの現状説明と味方(?)になる過程、バードの再上陸、といったメインストーリーに加え、黒騎と瀬名とケンカや、まりもの聞き込み場面など、キャラを立てる細かい描写も盛り込み、そしてそれらをキビキビと展開させた完成度の高い回で、第1〜3話のクオリティの低さはなんだったのかと思えるほどの、見違えるような面白さにもう大満足でした。

 いっつもこれくらいのクオリティなら、ブツブツ文句を言ったりしないんですけどねぇ。ところでシナリオの千葉克彦氏って第一期参加してましたっけ? 初参加の人だから今までとはレベルが違う面白さを出してくれたということなのかな。


Field Trip !!

感想:アニメ「この美術部には問題がある!」第4話「ちょっとさんぽへ」


この美術部には問題がある!(1)<この美術部には問題がある!> (電撃コミックスNEXT)

この美術部には問題がある! 公式ホームページ http://www.tbs.co.jp/anime/konobi/
放送 BS-TBS。全12話。

【※以下ネタバレ】

第4話 ちょっとさんぽへ

あらすじ

A『美術部へようこそ』

 今まで美術部顧問だった小山先生に代わり、若手教師の立花夢子先生(水樹奈々)が顧問となるが、初めて訪問した美術部部室では、部長が堂々と昼寝をしていたり、内巻が二次元キャラの立て看板を持ち出してきたりと、あまりにもあまりな状況に圧倒される。しかし小山先生に言われたとおり、とりあえず部員たちの活動を静かに見守っていると、内巻と宇佐美さんが「今まで描いていたのは先生の絵でした〜」とか見せてくれて、夢子先生は大感激でした。



B『コレさんぽ』

 夏の休日。散歩中のコレットは「日陰だけが安全地帯で、日向に出て日光を浴びるとアウト」という独自ルールを決めて歩いていた。途中コレットが出会った女の子は、以前(第2話のBパート)でであった迷子の子で、実は小山先生のお孫さんでした。



C『少しずつ、ちょっとずつ』

 夜。宇佐美さんの家に内巻から電話がかかってきて、学校の宿題のプリントが手違いで自分のカバンに入っていたので今から届けにいくと言う。慌てた宇佐美さんはさっそく思いっきり正装して内巻を待ち構えるが、宇佐美さんの気持ちを知っている母親からはニヤニヤ視線で見られてしまう。そして出会った内巻に勇気を振り絞って電話番号の交換をして、ヤッターと大喜びでした。


感想

 Aパートは、内巻がぶれずに先生の絵もネコ耳にしているのに笑った。

 Bパートは「よつばと!」をなんとなく髣髴とさせるというかで、これはこれで味がありました。

 Cパートは、宇佐美さん母がスキあらば娘の恋愛模様を覗こうとするのに苦笑。


一言メモ

 この美術部には……、じゃねぇ、このアニメには問題がある! それは毎回の次回予告で表示されるサブタイトルが、次週の本編を見ても解らないこと。例えば第四話は予告では「ちょっとさんぽへ」と表示されましたが、今回のどこを見てもそのタイトルは出てこない(まあ、『美術部へようこそ』『コレさんぽ』『少しずつ、ちょっとずつ』、というタイトルを少しずつ組み合わせたものだからなんですが)。予告編で出たタイトルが次週の本編で出てこないってなんか居心地悪くないですかね?


この美術部には問題がある! (2) (電撃コミックスNEXT)

感想:アニメ「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」第4話「酒に酔う」


Twinkle Starlight/Worlds Pain

配信・劇場アニメ「planetarian(プラネタリアン)」公式サイト http://planetarian-project.com/
放送 WEB配信。全5話。

【※以下ネタバレ】


※他のエピソードの感想はこちら→第1話 第2話 第3話 第5話 

第4話 『第4章 酒に酔う』 (2016年7月28日(木)配信)

あらすじ

 屑屋はゆめみを伴い廃墟の町からの脱出を開始した。屑屋はゆめみに今後どうするつもりなのか尋ねるが、ゆめみは屑屋を見送った後は、またプラネタリウムに戻り客を待ち続けるという。屑屋はゆめみをこのまま置いていくことが忍びなく、強引に町の外に連れ出すことを考え始める。しかし彼らの行く手には戦闘用メカが待ち受けていた。屑屋は攻撃するものの弾頭が不発のため失敗に終り、逆に反撃を食らってしまう。続く。


脚本:津田尚克 コンテ:町谷俊輔 演出:町谷俊輔 作画監督:都竹隆治 木下由衣 大塚渓花 アクション:才木康寛


感想

 放送時間は約18分。

 突然屑屋がロマンチストになって、「転職してゆめみと一緒に人々に星を説明して回るのも良いな」とか考え出すのに驚いた。最終回を前に泣き路線に寄せてきたなぁ。


※他のエピソードの感想はこちら→第1話 第2話 第3話 第5話 


2006年版
planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ 初回版

2010年版
planetarian ちいさなほしのゆめ メモリアルエディション

2016年版
planetarian~ちいさなほしのゆめ~ HDエディション