書評「超重族レティクロン」(ローダン332巻)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150115982/mixi02-22/

超重族レティクロン (文庫)
ウィリアム・フォルツ (著), H.G.エーヴェルス (著), 天沼 春樹
文庫: 270ページ
出版社: 早川書房 (2007/02)
ISBN-13: 978-4150115982
ASIN: 4150115982

宇宙英雄ローダン・シリーズ332巻

 日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の一冊です。

翻訳  =天沼春樹
発売  =2007年 2月
収録  = 663 & 664話
サイクル= 第11サイクル「公会議


◆663話 「超重族レティクロン」(ウィリアム・フォルツ)

 ローダンのヘトスへの背信を知り、ホトレノル=タアクは太陽系への懲罰攻撃を決意する。一方、ローダンに代わる次の第一ヘトランを目指し、銀河系中の野心家がラール人のところにぞくぞくと集まっていた!

 事実上レティクロンが主役のエピソード。表紙絵は原作イラストのレティクロンの絵を殆どそのまま真似しているのですが、原作絵もおかしいだけに、なんというか苦笑する出来栄えに・・・


◇664話 「時間トンネル」(H.G.エーヴェルス)

 ラール人は未来に消えた太陽系を攻撃するため、『時間トンネル』を掘り進めていた。もしSVE艦隊に太陽系に侵入されたら勝ち目は無い。ローダン達はこの危機を乗り切るため、ATGフィールドの改造を進めるが・・・

 いきなり時間バリアを突破されかかる太陽系。先行きは非常に暗いです。