感想:アニメ「薬師寺涼子の怪奇事件簿」第3話


 アニメ「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の感想です。

■公式サイト
http://www.starchild.co.jp/special/yakushijiryouko/index.html

 BSデジタル放送・BS11(イレブン)での視聴です。

第3話 『ファイル03 桜田門事変』


■粗筋

 泉田が久々の休日を満喫している頃、警視庁は先の銀座のビル崩壊事件の記者会見を行い、当り障りの無いガス爆発事故という事にしてしまっていた。しかし、毎朝新聞の記者は、事件の裏に涼子がいるらしいこと、さらに涼子は実家の力を借りて警視庁はおろかマスコミさえ押さえつけている事、を知り、義憤にかられて涼子のスキャンダルを暴こうとするのだが・・・


■感想

 おやおやおや、第3話も前回からの続きです。もしかしてアニメ版のストーリーは完全オリジナル展開? まあ、原作は全く知らないし原作の映像化を期待していたわけでもないので、別にかまわないのですけどね。

 涼子警視、実家が金持ちというだけでなく、警視庁もマスコミも支配しているとは大物過ぎです。インチキみたいなボスキャラです。

 ところで、全然怪奇事件簿じゃないと思うのですがどうでしょうか。”ドラ(キュラ)よけ”とか”ドラ寄せ”とか表現されていても、アニメで実績が無いので怪奇な感じがしないのです。「X−ファイル」か「怪奇大作戦」並に毎回何か起きて欲しい。今のところ「薬師寺涼子のワガママ日記」くらいではないですか。

 しかし、まあ、それなりの作画と主役二人の掛け合いでそこそこ面白くはあるのでまずまず満足はしております。あとは今後の「怪奇成分」の増加に期待と言うことで。