感想:コミック(成年)「姉と女装とエロ漫画家」(幾夜大黒堂)(2009年3月刊)


 コミック(成年)「姉と女装とエロ漫画家」(幾夜大黒堂)の感想です。

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■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894218690/ref=sr_1_1?ie=UTF8&redirect=true&s=books&qid=1238150243&sr=1-1
姉と女装とエロ漫画家 (富士美コミックス) [アダルト] (コミック) [アダルト]
幾夜大黒堂 (著)
価格: ¥ 1,000
出版社: 富士美出版 (2009/3/25)
ISBN-10: 4894218690
ISBN-13: 978-4894218697
発売日: 2009/3/25

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■データ(個人的補足)

 成年コミック。作者通算(多分)5冊目。
 掲載誌=不明(多分「ペンギンクラブ」)
 掲載年=不明

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■収録作品紹介

◆姉と女装とエロ漫画家

 連載。全11話。掲載誌不明。

 新人エッチ漫画家「満夜大墨堂」(みつやだいぼくどう)こと森井満也は、女装ネタの漫画が得意で、しかも実生活でも女装が趣味だった。女装を始めたのは実の姉・美晴への報われない恋愛感情が原因だったが、ある日、美晴に女装姿を見られてしまい・・・


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■感想

 新人エッチ漫画家が、姉や妹と近親相姦したり、ファンの女の子に襲われたり、スランプに陥って没をくらいまくったり、姉に恋人がいることにショックを受けたりしながら、最終的に初の単行本を出すまでを描く、エロこみの青春漫画という感じです。

 それなりにエッチ方面も頑張っており、

・姉や妹との近親相姦
・女装して電車に乗っていたら痴漢に襲われる
・酔った女性編集者二人に押し倒される
・ベテランの人妻エッチ漫画家に「これも経験よ」とホテルで襲われる
・お〇ん〇んをテープで隠して女の子状態になったところで女性アシに襲われる

 等々、シチュエーションは豊富です。キャラもそこそこ可愛いし、体も結構ボリュームがあります。ただエッチ漫画として使えるかというと、ちょっと厳しい。「新人漫画家が悩み苦しみながら成長していく」というテーマが前面に出ているので、あまりエロを感じないのです(まあ、だからといって話が一般漫画として通用するか、というとそれほどでもないのですけど)。

 ちょっと変ったエッチ漫画を読みたい、という方にオススメするべきでしょうか。いずれにせよエッチ方面の迫力は期待しないのが無難です。

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■評価

(5段階評価の)4点。