感想:映画「プレステージ」(2006年:米)


■概要

 19世紀のイギリスを舞台に憎みあう二人の奇術師の戦いを描く。


■あらすじ

 19世紀のイギリス。若手奇術師のアンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベール)はある理由から互いに憎みあうようになり、相手が有名になりそうになるたびに互いに舞台を邪魔して蹴落としあう。長い戦いの末に、アンジャーは究極の「人間消失」トリックを編み出し・・・


■感想

 「プレステージ」とは「偉業」のこと。マジックの一番最後のお客をビックリさせる部分の事だそうです。

 この映画「驚愕の結末」だの「全てのシーンに隠された意味が云々」とか宣伝していたので、どんなに凄い大逆転が待っているのかと思いましたが・・・、ハァ? なにこれ。

 トリックというかビックリの仕掛けは二つありますが、片方はちょっと勘の良い人なら即座に気が付くレベル、もう一つはビックリと言うより「ふざけんな」レベル、です。

 「映画のトリックにだまされた」のではなく、「思わせぶりな宣伝にだまされた」という印象しかありません。くっ、これを2時間みっちりかけて見てしまったぜ・・・