感想:アニメ「閃光のナイトレイド」第7話「事変」


 アニメ「閃光のナイトレイド」の感想です。

閃光のナイトレイド
http://www.1931.tv/

 公式サイトでのインターネット配信での視聴です(テレビ放送は中止されました)。

第7話 事変


■あらすじ

 1931年9月。中国満州では土地を租借して入植した日本人と現地の中国人との間の緊張が高まっていた。この時期怪しげな動きを見せる関東軍の軍人・石原完爾たちの前に、謎めいた女預言者(声:川澄綾子)が現われ、彼らの行動が国の行く末を決めると告げる。9月18日、石原たちが起こした事件をきっかけに、日本は「満州事変」に引きずり込まれていく。


■感想

 いきなりテレビ放送を中止され、インターネット配信のみとなったため、仕方ないのでPCで視聴する羽目になりました(アニメを丸ごと1話PCで視聴したなんて初めて)。どこかの右か左かプロ市民かが圧力でもかけたのでしょうかね。迷惑な。

 内容は「歴史への招待 満州事変」という感じ。レギュラーキャラたちは今回は一秒も登場せず、新聞記者やら事変に関係する軍人さんやらのみを動かして当時の状況を1話かけて説明する、という異色編でした。おっさんたちの渋めのドラマで一回使ってしまいましたよ? おいおいです。

 正直、この時期の日中の歴史には疎いし知りたいとも思わないのですが(だから日露戦争の敵中突破300里の英雄とか言われてもさっぱり)、圧力をかけた勢力はこれのどこが気に食わなかったんだろう? 南〇大〇殺が有ったとか無かったとか、アイリス・チャンだとか、レ〇プ・オブ・ナンキンとか、そういう危ないテーマじゃないのに。

 まあ、それはともかく、前回(第6話)、高千穂勲が理想国家がどうたらこうたら言っていましたので、今後満州で高千穂たちが動き出し、それを追って葵たちも上海から出張ってくる、という事になるのでしょうね。上手い事史実とフィクションを組み合わせてくれると良いのですが、今までの出来からすると期待薄かなぁ。ちょっとこういうハードなテーマを描けるスタッフではないみたいな気がするアルよ。