雑談:携帯電話は21世紀のレボディスク(ブルーソネット)みたい


 1980年代に少女漫画誌の「花とゆめ」に「ブルーソネット」というSF漫画が載っていまして、その中で悪の組織が「レボ」という音楽プレイヤー的な物・実は中毒症状のある電子的な麻薬みたいなもの、で大衆を汚染していくという展開がございました。

 当時は、ファミコン全盛期だったので、子供から大人までファミコンに夢中になる様を見て「おお、レボの様だ」とか思ったりしたわけですが、あれから四半世紀経ち、今では携帯電話こそがリアル版のレボではないかと思うようになりました。みんな四六時中手放さないし、この間歩いていたら視界に入った3人がみんな下を見ながら携帯をピコピコ触っているわけですよ。電子的な麻薬だと言っても過言では有りますまい。タロン(劇中の悪の組織)が今有ったら、ソーシャルゲームで人類を汚染に来るに違いない。


★ついで

 あの頃は「パタリロ」に「ブルーソネット」に「ピグマリオ」に「ガラスの仮面」に…、「花とゆめ」って結構クセの強い少女漫画誌だったんだなと今更ながらに思います。