感想:青年コミック「関節王 4巻」(三倉佳境)(1994年6月)

関節王 全5巻完結 (グランドチャンピオンコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

 コミック「関節王 4巻」(三倉佳境)の感想です。
(※以下、話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/dp/4253159885/
関節王 vol.4 (グランドチャンピオンコミックス) [コミック]
三倉 佳境 (著)
コミック: 205ページ
出版社: 秋田書店 (1994/06)
ISBN-10: 4253159885
ISBN-13: 978-4253159883
発売日: 1994/06

■データ(個人的補足)

 1990年代前半に秋田書店から発行されていた隔週青年誌「グランドチャンピオン」連載の格闘漫画。

■おまけ要素

・カバーの下
  特に無し

・あとがき
  途中に後書き的なページが計3ページ。

■あらすじ

〇30話〜39話

 水澤は今度は新興プロレス団体「R.F.A(リアル・ファイト・アーツ)」の旗揚げ戦に、柔道全日本王者の肩書きで参戦することになった。ところがR.F.Aは所属レスラーの契約問題で元の所属団体から訴えられ、急遽500万円が必要になってしまう。水澤は松浦泉の強引な誘いで、優勝賞金500万円のグローブ空手のオープントーナメント「極光杯」に出場することになった。一回戦、水澤は慣れないグローブでの戦いながらも、守天流・広目拳の技「落葉」で勝利する。


■感想

 時代を感じさせる内容です。「R.F.A」は明らかに1988年旗揚げの第二期UWFがモデルだし、R.F.Aのトップは船木そのものだし、あと後書きで「第二回アルティメット大会」だの「グレイシー柔術」だの書いてあるし。まあこの頃はふつーのプロレスからUWF系団体(リングスetc)から大道塾から修斗からK-1から色々有って、格闘技オタには楽しい時代でしたよねぇ。

 漫画も「柔術家が今度はグローブ空手に挑み必殺技で勝ち進んでいく」というファンタジー満載の内容になっています。面白いよ。

 でも、ああ、次巻5巻が伝説の「何がなんだか解らないオチ」の巻か…

■評価

(5段階評価の)5点。
 

関節王 vol.4 (グランドチャンピオンコミックス)

関節王 vol.4 (グランドチャンピオンコミックス)