感想:NHK番組「クローズアップ現代」『“つながり”から抜け出せない 広がるネットコミュニケーション依存』(2012年10月22日放送)


 NHK総合での視聴です(放送:2012年10月22日(月) 19:30〜19:56)

NHK クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/#3262

“つながり”から抜け出せない 広がるネットコミュニケーション依存

フェイスブックツイッターなどの利用者が急増し、5000万人を突破。それに比例して、ネット上のコミュニケーションにのめり込んで仕事や生活に支障をきたす、“つながり依存”に陥る人が増えている。6月には、フェイスブックに夢中になった主婦が、高熱の1歳の息子を放置し死なせるという事件も起きた。

厚生労働省の調査では、ネット依存が疑われる成人は全国で270万人、その多くが“つながり依存”だと専門家は指摘する。国立久里浜医療センターでは薬物と同様の依存性に注目、専門の外来を開設し治療法の開発に着手した。都内のIT関連会社社長は、自らパソコンの利用時間を制限し、崩壊寸前だった家庭を取り戻そうと闘い始めた。

>人々は、なぜ “つながり”に依存するのか?その実態とメカニズムを解明し、ネット時代のコミュニケーションのあり方を探る。

■内容

・主婦。ツイッターとかにはまって家事放棄。

・ネット依存を診察する病院登場。母親が「子供(中学生)が一日150回ツイートしているのでもう勉強しない。」と訴えている。

フェイスブックとかで「イイネ」といってもらえるとドーパミンが出て気持ちが良くなる。で、どんどんハマる。

・50代男性。某SNSに加入したら昔の知り合いからどんどん連絡が入ってきた(思い出せない相手もいる)。その相手に対応するために夜中までてんてこ舞い。「幸せになってない」。

・韓国。カカオトークが大流行。「家族全員、口で話さずにカカオトークで通話する」。ネット依存が低年齢化。親子参加の治療合宿。子供のネット端末を取り上げて暮らさせる。「端末を持っていないと手が震える」。カウンセラーがネットにはまった理由を聞き出す。

・日本のIT会社の社長。ネットの使用を一日20分に制限している。家族との時間を作るためネット使用時間を削る事にした。


■感想

 いかにもNHK的な「ネットは怖い/ネットを使う人間はダメ人間」的な内容。対策が『はまらないために、一日〇時間とかルールを作ってつきあうこと』とか言っていましたが、それができない人がはまっているんだってば。


★おまけ

 あー、津田大介氏の金髪は似合ってないと思います。痛々しい。そのうちハゲそうで他人事ながらハラハラします。