アニメ「ローゼンメイデン」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■ローゼンメイデン 公式ホームページ|TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/anime/rozen/■2004〜2006年版アニメのサイト
http://www.tbs.co.jp/rozen-maiden/
■概要
同名漫画(原作:PEACH-PIT/週刊ヤングジャンプ/集英社)のアニメ化作品。ジャンルは人形バトル物?
過去に三回アニメ化されていまして、
1作目「ローゼンメイデン」(2004年10月〜12月(全12話))
2作目「ローゼンメイデン・トロイメント」(2005年11月〜2006年1月(全12話))
3作目「ローゼンメイデン・オーベルテューレ」(2006年12月)
というラインナップです。今度の作品はこれらの続編では無くリスタート的な感じです(原作漫画も掲載誌が変更されているためそれに従ったものなのかも)。ただし声優は基本的に過去の作品から引き続き同じ人が起用されています。
■キャスト
桜田ジュン:逢坂良太
真紅: 沢城みゆき
(他のキャストは後述)
第1話 『TALE 1 アリスゲーム』
■あらすじ
ひきこもり中学生「桜田ジュン」の元に手紙が届き、その中には「まきますか まきませんか」とだけ書かれていた。ジュンは「まきます」に丸をつけて放置するが、そのあと家にかばんが届き、その中には精巧な人形が入っていた。ジュンが人形のぜんまいをまわすと、人形は動き出し「真紅」と名乗って、ジュンを下僕扱いする。真紅は人形師ローゼンが作った究極の人形シリーズ「ローゼンメイデン」の一体で、全部で七体ある「姉妹」たちは、ローゼンが目指した究極の存在「アリス」になるため、「アリスゲーム」という戦いを行っているという。
そのあと「水銀灯」の襲撃、「翠星石」の来訪、「蒼星石」死亡、「金糸雀」の乱入、「雛苺」が「雪華綺晶」に体を乗っ取られる、真紅と翠星石の失踪、等が立て続けに起こり、最後にジュンは謎のウサギが作った扉を開くことを選ぶ。
■感想
原作漫画は未読。過去アニメは全て見ています。
…、ウフフ、ヒヒヒ、ウヒャャャャャ!!! あーおかしい。いや、内容がコミカルとかそういうわけでは全然無いのですが、この第一話の内容がもう凄すぎ。真紅の登場から始まって水銀灯の乱入、翠星石登場、蒼星石が出てきて数分後に死亡、とか、その他のイベントがもうどどっと息つく暇も無く襲ってきて、これもう、原作か過去アニメの知識が無い人は全く付いていけない内容ですよ、と、そういうところに面白みを感じたのです。一言で言ってこれは酷い。これでは1クール分の内容の総集編と言われても疑いませんわ。
沢城みゆきさんを一躍メジャーにしたアニメ(だと思う)のリスタートなので、警戒しつつも気にしていたのですが、いくらなんでもこれは無いと思う。我らが水銀灯の魅力も一グラムも伝わってこないし。
ということで、「アチャー、やってしまったな…」という感じです。まあ次の別タイムライン編もチェックしたいので一応次回も見よう。
…、あ、もしかしてヤングジャンプ版はホントにこの第一話ままのあわただしい内容だったりするのだろうか? そしてアニメは原作そのままだったり?
★おまけ
今期は男性主人公役で逢坂良太氏無双という感じ。
★キャスト情報の続き
雪華綺晶(きらきしょう):千葉千恵巳
水銀燈:田中理恵
翠星石:桑谷夏子
蒼星石:森永理科
金糸雀:志村由美
雛苺:野川さくら
桜田ジュン(中学生):真田アサミ