アニメ「宇宙兄弟」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
日本テレビ系地上波での視聴です(放送:毎週土曜17:30〜18:00)。
第99話 『#99 人生可変、約束不変』
■あらすじ
六太に行方不明の日々人からメールが届いた。日々人はアメリカ国内を放浪中らしかった。メールには、NASAからは去る事にしたが、宇宙飛行士は辞めないとも記されていた。バトラーは星加から日々人がロシアで宇宙飛行士を目指す事を知らされる。半年後、ビンスたちの乗る月ロケットが飛び立った。おしまい。
■感想
……、えっ、コレが最終回? 終わって無いじゃん。
■総括
チリチリ頭の中年男が主人公で、そいつが宇宙飛行士になることを目指すアニメ、という、概要を聞いただけでは全く魅力の無い作品でしたが、蓋を開けたらめっさ面白くてイイ作品でした。六太が、JAXAでもNASAでも最初はそりがあわなそうな相手に出会うものの、人間力(?)でいつの間にか仲良くなっていくとかの話の流れがホントに好きでした。とくにJAXAで閉鎖空間に閉じ込められての最終試験あたりの話は、最後に新田たちともすっかり仲良くなって、という展開が泣かせましたしね。
まあ多分原作に追いついてしまったのでしょうが、「ドカベン」アニメ以上に「えっ、これが最終回なの?」というあっけに取られるラストだったのとはちと残念です。また話がたまったら、「2クールアニメ・一年おき」くらいで放送して欲しいな。