感想:アニメ(新番組)「魔法科高校の劣等生」第1話「入学編Ⅰ」


 アニメ「魔法科高校の劣等生」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ『魔法科高校の劣等生
http://mahouka.jp/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 同名ライトノベル(原作:佐島勤電撃文庫刊))のアニメ化作品。ジャンルはSF超能力的魔法アクションバトル系。


■キャスト
司波達也:中村悠一
司波深雪:早見沙織
(他のキャストは後述)

第1話 入学編Ⅰ


■あらすじ

 21世紀初頭、魔法が科学として確立され、第三次世界大戦を経て、世界各国が「魔法師」の育成に力を入れるようになった世界。2095年、「国立魔法大学付属第一高校」、通称「魔法科高校」に「司波達也」「司波深雪」の兄妹が入学した。この学校では、優秀な「一科生」・通称「花冠」(ブルーム)と、その下の「二科生」・通称は「雑草」(ウィード)に別れ、一科生による二科生への差別がまかり通っている。美雪は一科生でしかも学年一位という優等生、達也は知識は有るものの実技に問題のある二科生、と分かれてしまうが、達也の能力が弱いのはなにやら事情があるようである(あと親とももめているらしい)。

 やがて、一科生の生徒が「主席の深雪が劣等生の達也とベタベタしているのが気に食わない」と達也たちにケンカを吹っかけてくるが、そこに生徒会長「七草真由美」と風紀委員「市原鈴音」が現れて、うやむやになる。


■感想

※以下、非常に辛口の感想になっておりますので、本作品が好きな方はご注意ください(本当に辛口です)。

 原作小説・漫画版(雑誌連載)ともに未読。

 アカーン。「21世紀に魔法が科学で云々、第三次世界大戦が云々」という設定の時点でもうブホォと吹いて転げまわりそうになりましたが、その後の展開がまた痛々しい。どこかの戦争でスーパーヒーローとして活躍したらしいお兄さんと、お兄さん好き好き大好き・もう肉親でも一線を越えたいくらい、という可愛い妹がきっちり描かれていてさらにグォォとなったところに、お兄さんの「いや、馬鹿にしても良いのさ、俺は本当は超凄いしぃ」という佇まいを決められてもう瀕死状態。さらに最後に「いやぁねぇウィードよぉ」とか差別意識満載だけど、どうせあとからお兄さんになぎ倒されるだけのザコなんでしょあんたら的立場の「エリート」たちが大集合してにぎわせてくれるとか、一話から飛ばしすぎで、もう(精神的に)KOされて立ち上がれません。


 という事で今回でギブアップ。



★キャスト情報の続き
千葉エリカ:内山夕実
西城レオンハルト寺島拓篤
柴田美月:佐藤聡美
吉田幹比古:田丸篤志
光井ほのか:雨宮天
北山雫:巽悠衣子
渡辺摩利:井上麻里奈
服部刑部少丞範蔵:木村良平
十文字克人:諏訪部順一
七草真由美:花澤香菜
市原鈴音:中原麻衣
中条あずさ:小笠原早紀