感想:アニメ「SHIROBAKO」第6話「イデポン宮森 発動篇」


 アニメ「SHIROBAKO(シロバコ)」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「SHIROBAKO」公式サイト
http://www.shirobako-anime.com/

 BSフジでの視聴です。

第6話 イデポン宮森 発動篇


■あらすじ

 「えくそだすっ!」の8話の爆発シーンを手書きと3Dのどちらにするか、の件は、ついにあおいが担当の9話にまで影響が出てしまった。あおいは嫌がる高梨を振り切ってデスクの本田に状況を報告するが、本田からも遠藤への連絡がつかず、事態は膠着したままだった。高梨は遠藤の自宅に押しかけて説得しようとするが、つい口を滑らせて余計なことを言ってしまい、ますます遠藤を怒らせるばかり。

 解決の目処が立たないまま数日が経ち、あおいは、昔の有名アニメ「イデポン」のイベントのチケットを手に入れたので、遠藤がイデポンファンだと聞き自宅に届ける。イデポン展では、あおい・高梨・遠藤・下柳の四人が偶然顔を合わせ、イデポンファンの遠藤と下柳は仕事上の対立を忘れて熱く語り合う。それでわだかまりが解けた遠藤は、作画監督に戻り、8話の爆発シーンも無事仕上げた。

脚本 吉田玲子


■感想

 今回の見所というか笑いどころは、サブタイトルと、ベテラン声優「縦尾まり」先生、の二点ですね。イデポンは先週時点で既に一度笑いましたけど、縦尾まりというあからさまに元ネタが解るキャラにはクソクソ笑ったわ(というか声が本人?だった)。横尾まりと聞くと「ザブングル」と即答してしまう世代です……、このあたりも年寄りホイホイ?


 さて、見た目30歳くらいの人たちがイデポンを見てました、と熱く語り合うというのはちょっと妙に感じたなぁ。イデポンの放送時期が史実?より遅いという設定なのかしら。または放送後にビデオとかで見てはまった世代か。


★蛇足

 序盤に、仕事場の修羅場っぷりの比喩で、戦争の激戦地の「スターリングラード」とか「オマハ」とか「インパール」とか言っていましたが、なんとなく軽いというか、使い慣れていないというか、しっくりこないというか。もっと重みのある比喩がなにか有りそうな気がする。何かと言われても思いつきませんけど……