感想:アニメ「SHIROBAKO」第7話「ネコでリテイク」


 アニメ「SHIROBAKO(シロバコ)」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「SHIROBAKO」公式サイト
http://www.shirobako-anime.com/

 BSフジでの視聴です。

第7話 ネコでリテイク


■あらすじ

 朝、あおいは姉がいきなり上京してくると知らされて慌てる。さらに、出勤すると朝会で制作進行の先輩・落合が会社を辞めることを聞いて仰天。あおいはその影響で「えくそだすっ!」最終回の第13話を担当する事になり、落合からは今から苦労することを予告される。落合は大手に転職する事になっていたが、そちらでは製作中の新作アニメの状況が「えくそだすっ!」よりもひどい有様で、大学時代の先輩からのヘッドハンティングらしい。

 一方原画の絵麻は担当している原画が遅れ気味で暗い顔をしていた。先輩(おじさんキャラ:名前知らない)のアドバイスで、とにかく数をこなしてそのなかで技術を上げなくては、と考えるが、あげたカットは全て作画監督から「品質が低くて手抜き」というコメントでつき返される。

脚本 横手美智子 


■感想

 劇中作の作画崩壊シーンにもう笑い転げた。似てないとかそういうのを通り越して、人の体のラインが崩れてふにふにの人以外の何かに化けていくという……、あれに比べればオー●ストのゲームが原作のアニメの「キャベツを切るシーンで、緑のボールにしか見えない」なんて崩壊でも何でも無かったよね(ハート)。きっとこのアニメは「あれくらいで作画崩壊とか騒ぐな! ここまでひどくなって初めて言え!」という熱いメッセージなのでしょう。


★蛇足

 公式のツイート内容に笑った

https://twitter.com/horiken2000/status/535315399445737472
板野一郎さんにダメもとで【SHIROBAKO】5話、6話のスタッフコメンタリーにゲスト出演していただけませんか? と打診したらOKをいただけたので収録しました。 「これは板野サーカスじゃない!」と叱られまして(-_-;) 「申し訳ございません!でも、あれは北野サーカスなのです!」

 モデル本人をマジ召還とは。本人呼んで何を話させたのかすんごい気になるわぁ。


★蛇足2

 遅れまくっているスケジュール……、なんでこのアニメは毎回毎回社会人の「もう忘れたい思い出」をえぐって来るのだろう。『本来なら6ヶ月の予定ですが、3ヶ月後が納期で〜す。これから厳しいけど頑張ろうや』→『一日16時間勤務で休日なし、上司からの罵声と怒号の嵐』→『最終的に●人辞めました』、というあの悪夢を思い出すじゃないかぁ。