ドラマ「X-ファイル シーズン1」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン1
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s1/
BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。
第15話 ラザロ LAZARUS
■あらすじ
EP15 ラザロ
スカリーのかつての同僚ウィリス捜査官が、強盗犯に撃たれた後、蘇生。ところが彼の意識は、死んだ強盗犯のものだった。この現象を前に、モルダーとスカリーは・・・。
お題は「臨死体験」。
FBI捜査官ジャック・ウィリスは、一年もの間、凶悪な夫婦強盗のウォーレン・デュプリとルーラを追っていた。ある日、二人が銀行を襲うとの密告があり、ウィリスとスカリーが待ち伏せていると、情報通りデュプリが侵入してくる。ウィリスはデュプリに撃たれ、スカリーがデュプリを撃ち、二人は共に病院に担ぎ込まれる。結局デュプリは死に、ウィリスは心停止するものの何とか蘇生した。
ところがウィリスの体にはデュプリの魂が入っていた。モルダーは、ウィリスの不審な行動の数々から、ウィリスの中身はデュプリだと疑うが、スカリーはウィリスは撃たれたショック等で混乱しているだけ、と全く取り合わない。
やがてデュプリはFBIの捜査情報を利用してルーラを探し出して会いに行き、同行してきたスカリーを監禁する。ところが直後、ウィリスは持病の糖尿病が悪化し動けなくなり、しかもスカリーが治療しようとすると、ルーラが邪魔をした。実はFBIにデュプリの事を密告したのはルーラで、今まで強盗で稼いだ金を独り占めする魂胆だった。FBIはモルダー指揮の元、スカリーの監禁場所を突き止め踏み込むが、それと同時に瀕死のウィリスがルーラを撃ち殺し、直後に自身も死亡した。
事件後、FBIは、ウィリスはルーラ逮捕の際の銃撃戦で殉職したと発表した。
■感想
今回の話は、超常現象要素はあまり押し出しておらず、普通の犯罪捜査物に近いのですが、だからかめっちゃ面白い。普段はエイリアンだのなんだのと、浮ついた事ばかり口にしているモルダーが、今回は切れる捜査官ぶりを見せるのも見逃せないところ。
★おまけ
サブタイトルは、
http://www.h2.dion.ne.jp/~yatte/XFILE.html
>ラザロというのはイエス・キリストが起こした奇跡により死亡してから4日後に復活した者の名
とのこと。