ドラマ「X-ファイル シーズン1」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン1
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s1/
BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。
第20話 闇 DARKNESS FALLS
■あらすじ
EP20 闇
行方不明の森林採伐作業員を捜査するモルダーは、森で巨大な繭を発見。中には人間の干涸びた死体が。 それは古木が伐採されたことにより出現した古代虫の仕業で・・・。
お題は「未知の生物(古代ダニ)」。
ワシントン州の森で、森林作業員30人が全員行方不明になり、さらに調査に向かった森林警備隊とも連絡が取れなくなる。この森では木の伐採に反対する環境テロリストが活発に活動していたため、警備隊は彼らの犯行だと考えていた。しかしモルダーは1934年に同様の集団失踪事件が起きている事を知り、スカリーと共に調査に向かった。
モルダーたちは森の中で、繭のような物に入ってミイラ化している死体を発見する。さらに、巨木の切り株の年輪の中に、未知のダニが潜んでいる事を知る。モルダーの推測では、そのダニは太古の生き物で、卵のまま地中で長い間眠り続けていたものが火山活動で地上に出現し、木の中に入り込んで再度眠っていたらしい。それが木を切り倒した事で目覚めてしまったのだった。
ダニは光の下では活動しないが、暗闇になると生き物に一気に襲い掛かり体液を吸い取ってしまう。モルダーたちは森から脱出しようとするが、結局逃げ切れずダニの大群に襲われる。
翌日、救助隊が繭の中に閉じ込められていたモルダー・スカリーたちを救出し、二人は危ういところを命拾いする。モルダーは政府がダニの殲滅に乗り出した事を知るが、それが失敗した時の事を考えずにいられなかった。
■感想
20年前にテレビ朝日で視聴したときも思ったのですが、このオチずるすぎるよなぁ。他の連中はダニに襲われる=死亡確定、なのに、モルダーとスカリーだけは「運が良くて助かりましたぁ」って主人公補正にも程がある。賢い行動を取ったから助かった、みたいな結末ならまだ納得できたのに。