感想:人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第11話「誇り高き命」

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Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 http://www.thunderboltfantasy.com/
放送 BS11。全13話。

【※以下ネタバレ】


※他のエピソードの感想はこちら→人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」あらすじ・感想まとめ


第11話 誇り高き命 (2016年9月16日(金)放送)

 

あらすじ

 殤不患(ショウフカン)(諏訪部順一)は、凜雪鴉(リンセツア)(鳥海浩輔)に変装して、蔑天骸(ベツテンガイ)(関智一)たちを天刑劍[てんぎょうけん]のつばまで案内する事になった。ところが変装はたちまち見抜かれ、殤不患は玄鬼宗の攻撃を逃れて命からがら逃げ出す羽目に。

 一方、七罪塔[しちざいとう]の凜雪鴉は、金庫をこじあけるものの、天刑劍の柄は蔑天骸が持ち出した後だった。また蔑天骸が別の客二人をもてなした形跡があったことから、蔑天骸は自分以外の誰かから天刑劍のつばを手に入れる目処が付いたのだと推測する。

 丹翡(タンヒ)(中原麻衣)と捲殘雲(ケンサンウン)(鈴村健一)は、凜雪鴉が隠した天刑劍のつばを求めて無垠寺[むぎんじ]へとやって来る。しかしつばを見つけた瞬間、後をつけて来た狩雲霄(シュウンショウ)(小山力也)と刑亥(ケイガイ)(大原さやか)の攻撃を受ける。狩雲霄たちは蔑天骸に天刑劍のつばを引き渡す代わりに大金を受け取るという取引をしており、丹翡を尾行していたのだった。丹翡と捲殘雲は迎え撃つも、つばは奪われ、さらに捲殘雲が大怪我をしたため、丹翡は捲殘雲を連れてその場を撤退した。


感想

 今までは主要キャラクターがまとまって行動していたためシンプルな展開でしたが、ここに来て複数の場所でキャラクターたちが入り乱れる複雑な展開になってきました。しかし無駄に複雑という訳でもなく、歯ごたえがありつつも納得出来る展開で相変わらず面白い。

 凜雪鴉(リンセツア)は、自分の目的に他人を巻き込んで犠牲にしておいて何の問題も感じていない悪党なのですが、にもかかわらずどこかしら魅力的なキャラでありますな。


※他のエピソードの感想はこちら→人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」あらすじ・感想まとめ


Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 オリジナルサウンドトラック