ライトノベル・フロントライン3 | 青弓社
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-9242-1
小特集 メディアミックスの現在パソコンゲーム
美少女ゲームとライトノベルの関係性とその歴史――『妖獣戦記』シリーズと広崎悠意の動向を中心に 吉田正高
1 D.O.ブランドの確立と広崎の功績
2 『妖獣戦記』シリーズと小説『妖獣世紀アウローラ』
3 ライトノベル『高機動幻想ガンパレード・マーチ』の執筆へ
うっはー、これは気になる内容です。広崎悠意氏といえば原画も描いてシナリオも書いての大回転で、1990年代頃のD.O.の顔的だった人です(※あくまで個人の感想であり異論は認める)。そして、さらに妖獣戦記とくれば美女戦士たちがチームを組んでグロモンスターと戦うというシチュエーションでもうたまらん!って作品でしたしね。のちに別の人の原画でリメイクされたのですが、「広崎絵じゃない妖獣戦記なんて認めねー!」って気持ちでした。
ライトノベルと美少女ゲーム(いわゆるエロゲ、です)と結びつけるのは、エロゲシナリオ書きがラノベライターにどんどん転向した歴史を見ると、別に珍しくもない視点。しかしここで、Keyとかリーフとかフロントウイングとかあのあたりでなく、妖獣戦記を持ち出してきた、というのが斬新すぎる。これは内容知りたいぜぇ。