感想:アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!2」第2話「この紅魔の娘に友人を!」

TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』オープニング・テーマ 「TOMORROW」【通常盤】

アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!2』公式サイト http://konosuba.com/
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放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第2話 この紅魔の娘に友人を!

 

あらすじ

 カズマたちは極貧生活に逆戻りしたことに打ちひしがれるが、さらに一晩経ってもダクネスが領主の館から戻ってこなかったことに気が付き、心を痛めていた。三人はダクネスが帰ってきたら、領主にどんなXXな事をされていたとしても、それについては触れないであげよう、と固く誓い合う。同じころダクネスは領主の館で(カズマたちの想像とは違う形で)辱められて「くっころ!」(くっ! 殺せ!の略)とか言っていた。

 やがてカズマたちの屋敷に検察官のセナが現れ、カズマたちの借金返済のためのクエスト「ジャイアントトード退治」を監視することになったが、カズマたちは相変わらず巨大カエルたちの群れの襲撃に手こずり、全員がカエルの餌になりそうになる。そこに何故か見知らぬ紅魔族の少女が現れ、魔法でジャイアントトードを始末してしまう。少女は紅魔族の族長の娘「ゆんゆん」(豊崎愛生)で、めぐみんを一方的にライバル視してストーカー的に付け回しているらしい。

 やがてカズマ一行はウィズの店でゆんゆんと再会し、めぐみんとゆんゆんはなりゆきで「魔法使いが使用すると仲良くなる水晶」を対象に、どっちがうまく使えるかで魔法使いとして上かを競うことになった。ところが使用した途端、周囲に二人の恥ずかしい過去(めぐみんの食料あさりと、ゆんゆんのぼっちぶり、の光景)が映し出される。この水晶は対象者の恥ずかしい過去をさらけ出しあうことで仲良くなる、という機能を持っていたのだった。ゆんゆんは、はずかしい過去を暴露されいたたまれなくなって逃亡し、めぐみんはまたも勝ってしまったと勝ち誇る。


脚本/上江洲誠  絵コンテ/金崎貴臣  演出/江原康之  作画監督/中澤勇一、佐藤このみ  総作画監督/江原康之  美術監督/三宅昌和


感想

 第一話は期待しすぎていたので、実像との落差に愕然としてしまい、かなり落ち込んだので二話目を見る気力がなかなか湧かなかったのですが、今回はそれなりに持ち直した感じがしました(まあ心の中でイメージと実態との調整が済んで「あまり期待してみるもんじゃない」という諦念に支配されていたからかもしれませんけど……)

 今回は第一期でも笑わせてくれた巨大カエルとの戦いとか、カズマがめぐみんに対しある意味ゲスい男女平等論の演説をぶつシーンとか、それなりに面白かったんじゃないでしょうか。

 そして、ゲストキャラのゆんゆんの声が豊崎愛生と解って仰天しましたよ。この人、なんか下手になってね? 最後にキャスト名を見るまでは、若手新人を抜擢したのかと思ってました。まあ、監督からああいう下手っぽい演技を指定されたのだと思いますけどね。


TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 2』エンディング・テーマ 「おうちに帰りたい」