感想:アニメ「クラシカロイド」第23話「八音の世界・前編」

クラシカロイド クリアファイル

アニメ「クラシカロイド」HP http://www.classicaloid.net/
放送 NHK Eテレ。土曜日17:30~18:00。全25話。

【※以下ネタバレ】
 

第23話 『♪23 八音の世界・前編』 (2017年3月18日(土)放送)

 

あらすじ

 バッハが開発させていた八音増幅装置「オクトヴァ」がついに完成した。このマシンで八人のクラシカロイドが発動するムジークを増幅すれば、バッハが理想とする世界が構築される。バッハは部下たちに、音羽館に住んでいるクラシカロイドたちを連れてくるように命じるが、ベートーヴェンたちはムジークで簡単に撃退してしまう。

 しかしそれを予期していた三弦は、バッハ以外のクラシカロイドをモデルにしたロボット「ミツルロイド改」七体を既に完成させており、本物のクラシカロイドなど不要だと胸を張る。バッハはその案を採用し、三弦はチャイコとバダに対してももう不要だとクビを言い渡す。行先の無い二人は、結局音羽館に転がり込んでくる。

 バッハと七体のミツルロイド改によりオクトヴァが起動され、その音楽により世界から音が失われ、クラシカロイドの発する言葉だけが残る。さらに次の段階で、人々は自分の意思を失い次々とバッハ化していった。実は三弦はバッハの計画を改変しており、七体のミツルロイド改も全員バッハのムジークを奏でていた。バッハに心酔する三弦は、世界すべてをバッハ化することを企んでいた。

 どこかの国でその動きを察知した響吾は早速妨害しようとするが、次の瞬間電気料金未払いで電気を止められてしまい、何もできなくなってしまう。音羽館にはバッハ化した人々がゾンビの様に押し寄せ、その中にはバッハ化したシューベルトも混じっていた。続く。


感想

 前回のアホみたいなコーヒー話から一転。突然クライマックスなストーリーに突入しました。しかしまあ、今までにオクトヴァも八音云々もミツルロイドも劇中で触れられていたので、満を持して、とも言えますね。

 「世界を己の欲望のままに改変しようとする敵?に立ち向う」とか、そこだけ取り出すとなんか壮大な物語みたいに聞こえるけど、きっと次回はアホみたいな決着になるんだろうなぁ(笑)

 あと、意外ですが、リストはピアニストとしてしっかり働いているご様子。なんだかんだ言っても家賃をきっちり収めるとか、音羽館クラシカロイドたちの中では一番まともみたいです。


※他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com

クラシカロイド MUSIK Collection Vol.1