アニメ「クラシカロイド」HP http://www.classicaloid.net/
放送 NHK Eテレ。土曜日17:35~18:00。全25話。
【※以下ネタバレ】
高校生の音羽歌苗が大家を務める洋館に“クラシカロイド”を名乗る人物が大集合。ベートーヴェンやモーツァルトなど、実在の音楽家と同じ名前を名乗る彼らはやっぱり天才!不思議な力を持つ音楽“ムジーク”を奏で、次から次へと奇想天外な出来事を引き起こす。魚になったり宇宙人がやってきたり、すでに大混乱な日常に、ワーグナーとドヴォルザークが新たに加わり、音羽館はますます大騒ぎ!!
第1話 カバと弟と音羽館 (2017年10月7日(土)放送)
あらすじ
ある日、音羽館にコビトカバを連れた少年が現れ、少年は自分は歌苗の弟「ワタル」だと名乗る。ワタルは歌苗の母親・日芽歌(ひめか)の手紙を持参しており、日芽歌は弟の面倒を見るようにと記していた。ワタルは今まで施設にいたので、細かい事情は一切解らないといって悲し気な顔をしつつ、家賃として大金をポンと払う。歌苗はいきなりの弟の出現に戸惑うものの、身内の情で温かく出迎える。
ワタルは歌苗に甘えて、ベトとモツを部屋から追い出させ、自分とカバの「ドヴォ」の部屋にしてしまう。ベトとモツは不満たらたらだが、ワタルは全く気にする様子も無い。さらにワタルは、ショパンやシューベルトにも地味に嫌がらせをするなど、香苗の前とは全く違う一面を見せ、リストはワタルを警戒する。
やがてベトはギョウザ調理の最中、久々にムジークを発動させるが、ワタルはもっとすごい物を見たことが有るという。そしてカバのドヴォがムジークを発動させ一同を驚かせる。ワタルはクラシカロイドはほかにもいるのではないかと口にする。ワタルの本当の名前はワーグナーだった。
感想
評価は△。
2016年10月~2017年3月に放送されたアニメの第二期。第一期監督の藤田陽一氏は「おそ松さん」第二期に行ってしまったので、監督が変更になっています。
第一期のラストが物凄く盛り上がったので、今回は結構期待しつつ視聴したのですが……、うあぁぁぁ、全然面白くねぇ。第一期の初回もさほど面白いとは思わなかったのですが、今度は事情が違います。第一期の結末であれだけ高いところまで持って行ったのだから、第二期はその高い位置からの再始動だと思うじゃないですか? それが第一期初回より低い所からのリスタートって……、そりゃねえよ。
監督が変わったのがそんなに効いているのか? それとも今後盛り返すのか? 何にせよ不安だらけの第二期開幕となりました……、うへぇ。
クラシカロイド 第2シリーズ
制作会社
サンライズ
スタッフ情報
【監督】馬引圭
【ストーリー監修】藤田陽一
【キャラクター原案】土林誠
【キャラクターデザイン】橋本誠一、山本美佳
【シリーズ構成】土屋理敬
【脚本】きだつよし、こぐれ京、浅川美也、上代務、山田由香、神山修一
【音楽】浜渦正志
【制作】NHKエンタープライズ
【制作・著作】NHK・BNピクチャーズ
キャスト
ベートーヴェン:杉田智和
モーツァルト:梶裕貴
音羽歌苗:小松未可子
神楽奏助:島﨑信長
ショパン:鳥海浩輔
リスト:能登麻美子
シューベルト:前野智昭
ワーグナー:松岡禎丞
ドヴォルザーク:諏訪部順一
チャイコフスキー:遠藤綾
バダジェフスカ:M・A・O
バッハ:楠大典
パッド君:石田彰