感想:アニメ「キャプテンフューチャー」第19話「惑星ただ一人」

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東映チャンネル | キャプテンフューチャー http://www.toeich.jp/program/1T0000010881/201705
放送 CS放送東映チャンネル。全52話。1978年~1979年作品。

【※以下ネタバレ】
 

第19話 惑星ただ一人 (「透明惑星危機一髪!」より)

 

あらすじ

 「透明惑星危機一髪!」編・第3回(全4回)

 キャプテンフューチャーはウル・クォルンに正体を見破られ武器を奪われるが、エアロックに逃げこみ、外側の扉を開けることで手出しができない状態に持ち込む。クォルンは近くの氷惑星に着陸し、フューチャーを捕まえようとするが、惑星の夜が明けすぐに氷が解けて大洪水になると気が付き、フューチャーを置き去りにして立ち去ってしまった。

 一方、サイモン教授たちは、異次元宇宙に移動するための装置「次元転換装置」を完成させ、コメット号に取り付けていた。そこになんとか帰還してきたグラッグ&ケン、さらに地球から駆け付けたジョーン&エズラが合流したため、一行は異次元宇宙に旅立った。

 氷惑星に置き去りにされたフューチャーは、宇宙服の装備を流用することで通信機を作り上げ、コメット号が異次元宇宙に来ていることに賭けて通信を送る。そしてコメット号はその通信を辿ってフューチャーを見つけ、見事に再会することが出来た。

 フューチャーたちは、この惑星が属する星系の他の二つの惑星を調べるが、クォルンたちの姿はなかった。フューチャーは、もしかするとこの星系には透明な惑星があるのではと推測するが、コメット号は本当に地球程の重力を持つ見えない惑星を検知する。

脚本:星山博之


感想

 前回グラッグとケンが鍾乳洞の中に置き去りにされて、この二人はどうなるんだろうとヤキモキしていたら、簡単に帰ってきちゃたので笑った。二人は脱出劇を「クォルンの基地にロープとかあったので使用してなんとか脱出した」「途中から暗闇族に出口まで案内してもらった」というセリフで簡単に済ませちゃうんだもんなぁ。確か都市から鍾乳洞がある谷まで300キロは有ったはずなのですが……

 運の強いフューチャーは、異次元の惑星に置き去りにされても、全然困ることなくあっさり合流。まあこのご都合主義展開がキャプテンフューチャーらしいと言えばそうなんですけどね。

 クォルンが狙っている「歴史上最大の宝物」とは何なのか全く覚えていないのですが、結構しようもないものだったような気がする。次回の種明かし編が楽しみです。


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透明惑星危機一髪!/時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー全集4> (創元SF文庫)