感想:アニメ「タイガーマスクW」第31話「対決!嵐柔剣流」


テレビ朝日系アニメ「タイガーマスクW」オリジナルサウンドトラック

テレビアニメ「タイガーマスクW」公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/tigermask_w/
全38話。

【※以下ネタバレ】
 

第31話 対決!嵐柔剣流

 

あらすじ

 ナオトは新必殺技開発の目途が立たず悩んでいたが、高岡から先代のタイガーマスクが京都に住む嵐十段という人物から必殺技のヒントを得たと聞き、自分も訪ねてみることにした。そして、高岡・春奈と共に道場を訪ねるが、見た目がおんぼろであまりにもイメージと違うので戸惑う。三人は師範の半田一誠(はんだ・いっせい)に迎えられるが、もう一つ別に立派な門構えの嵐道場があると知り、そちらと間違えたのだと思って慌てて退散する。

 そして、もう一つの嵐道場で三人は先代の息子・嵐高徳(あらし・ごうとく)に迎えられる。高徳はタイガーが必殺技開発で悩んでいることを見抜き、真剣を抜いて対決しようと言ってくるが、勝負の最中弟子が駆け込んでくる。実は嵐道場は半田が作った借金のせいで立ち退きを迫られており、今日利子の30万円を支払えば一か月はしのげるという。タイガーは同情して30万円を渡し、勝負はうやむやのまま終わる。

 帰り道、春奈が半田に一言文句を言うといって半田の道場に立ち寄ってみると、半田は実は借金は高徳が作ったもので、自分は先代嵐十段の遺志を継ごうとしたものの、後継者争いに巻き込まれて破門されたという。タイガーは半田・高徳のどちらにも武道家のすごみが感じられないことから、どちらが本物なのか、はたまた両方とも偽物なのか、と迷う。

 翌日、京都に滞在していたふくわらマスクから連絡が入り、高徳がタイガーマスクの師匠を名乗って連絡してきたという。高徳はふくわらマスクを道場に呼び、昨日のタイガーと同じような流れで30万円を取ろうとしたため、タイガーが怒って飛び出す。さらにそこに半田が現れ、自分が嵐流の後継者に指名されたとして、刃物を向けてきた高徳をあっさり投げ飛ばす。

 タイガーは半田の秘めた実力を目の当たりにして、対戦を申し込むが、半田の相手の虚を突く戦い方に完敗する。タイガーは必殺技の直接のヒントは得られなかったものの、「捨て身となって戦う事」という心構えを会得する。


脚本:米村正二  演出(絵コンテ):西田正義/芝田浩樹  作画監督:こかいゆうじ  美術:杦浦正一郎/斉藤信二

感想

 うーむむむむむむ……、

 今回は、予告で、先代タイガーマスクの精神的支援役と言うか(タイガーが悩んでいるときに元気づける役と言うほうが正しいか)の嵐先生の後継者が登場するというし、姿もそっくりなのでちょっと期待していたら、「実は寸借詐欺みたいなことをする小悪党でした~~」って、なんじぁこりゃぁぁぁ!?

 このアニメは油断すると、すぐ本筋と大して関係ない寄り道をやらかすから困るんだよなぁ。タイガーが、GWMに契約違反とかやいのやいの言われて、新日本プロレスとも縁切れして、困っている状況下で展開する話か? ったく……

 ちなみに劇中にできた伊藤一刀斎の「ほっしゃとう」とは「払捨刀」と書き、「無心になってわが身を捨て戦う」という意味だそうです。
 
 
300ピース ジグソーパズル タイガーマスクW 二頭の虎(26x38cm)