【ゲーム関係】感想:ゲーム関連本「あいかぎ ひだまりと彼女の部屋着 ビジュアルファンブック」(エンターブレイン/2002年): 鈴平ひろ&巻田佳春のダブル原画が楽しめる一冊

あいかぎ ひだまりと彼女の部屋着 ビジュアルファンブック (Magical cute)

http://www.amazon.co.jp/dp/4757712383
あいかぎ ひだまりと彼女の部屋着 ビジュアルファンブック (Magical cute) 大型本 2002/12
エフアンドシー F&CFC02
出版社: エンターブレイン (2002/12)
発売日: 2002/12

【※以下ネタバレ】
 

PC用美少女ソフト「あいかぎ ~ひだまりと彼女の部屋着~」のビジュアルファンブック。攻略記事はもちろん、原画をはじめとしたの設定資料や、制作者&声優インタビューなどの企画まで掲載のファン必携の一冊。


甘くてあたたかい同棲生活のすべてを。アイに満ちた日々を思い出すために、全イベントCGで構成する美麗グラビア。全エンディングへ辿り着くカギを、完全攻略フローチャートで道案内。スタッフ、原画家、声優のスペシャルインタビューを掲載。

 

内容

 2002年8月にF&C・FC02から発売された18禁ゲーム「あいかぎ ~ひだまりと彼女の部屋着~」のムック。

・キャラ紹介+ヒロイン毎のストーリー紹介
・攻略フローチャート
・スタッフインタビュー
・声優インタビュー
・パッケージ絵などのイラスト集
・原画


感想

 評価は○(ぎりぎり)

 お題となっているゲームは、全盛期のF&Cが大得意としていた日常恋愛系ゲーム。原画は、当時人気を博していた(そして現在でも活躍中の)鈴平ひろがメインキャラ二人、と、ロリコン系漫画で後にそれなりに知名度を得る漫画家・巻田佳春(まきた・よしはる)がサブヒロイン二人、のダブル原画。

 2019年における絵師・鈴平ひろの一般的な人気というのはいまいち解りませんが、当時は新進原画家として人気急上昇中というところで、F&Cは「Piaキャロット3」に続いての売れ線原画家をタイムリーに起用という感じでした。巻田佳春氏の方はと言うと、まだまだ駆け出し時代で、若手を抜擢という雰囲気で、この人の絵はマニュアルに掲載されたイラスト絵などは結構良いのですが、ゲームのCGの方はいまいち魅力が引き出せていない感じですねぇ。

 という作品で、F&Cが調子の良いころのゲームだったので是非プレイしたかったのに、この頃は仕事がクソ忙しくて、ゲームもムックも購入したものの、手つかずのまま17年が過ぎていました……(苦笑い状態)


 ムックの内容は、まず、ヒロイン毎にキャラ紹介+ストーリー紹介(4人分)がありますが、字が小さくてすんごい読みづらい。その次にある攻略フローチャートもやっぱり字が小さいしで、目が痛くなりそうでした。あと、主人公たちの家の見取り図なんか要らんちゅうの。

 その次は、マニュアル他のカラーイラストを収録していて、ここだけは良かったのですが、その後のスタッフや声優のインタビューも字が小さいのできつかったし。

 そんなこんなで、あんまり感心する出来栄えではありませんでした。まあ調子の良かったころのF&Cの作品の空気は良く感じ取れましたけど。
 
 

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