TVアニメ「旗揚!けものみち」公式サイト http://hataage-kemonomichi.com/
放送 BS11。全12話。
【※以下ネタバレ】
最強覆面レスラー・ケモナーマスク。
アリーナの大歓声に包まれて、宿敵MAOとの決着をつける
世界タイトルマッチのゴングが
今、鳴り響いた! はずだったのだが…
試合の最中突如リングの上から異世界に召喚された
ケモナーマスクこと柴田源蔵は、
アルテナ姫から魔王と邪悪なる魔獣の退治を言い渡される。
しかしケモノを愛する源蔵はその依頼を断固拒否!
「魔獣だって愛情を持って接してやれば、無闇に人を襲ったりしない!」
彼の真の夢は、
ケモノに囲まれてペットショップを経営することだったのだ。
源蔵はこの異世界で、輝かしい第二の人生を
スタートすることができるのか!?
第1話 レスラー×召喚 (2019年10月2日(水)放送)
あらすじ
覆面レスラー・ケモナーマスクこと柴田源蔵は大の動物好き。今夜の、宿敵MAOことマカデミアンオーガとのタイトルマッチに勝利した暁には、第二の人生、ペットショップの主人に転職しようと夢見ていた。ところが試合の最中、ケモナーマスクと飼い犬のひろゆきは、突然姿が薄れて消え去ってしまう。
ケモナーマスクは異世界のアルテナ姫によって「勇者」として召喚されていた。アルテナ姫はケモナーマスクに、魔王と邪悪な魔獣の討伐を依頼するが、ケモナーマスクは姫の「獣を退治する」という言葉に激怒し、姫を華麗なジャーマンスープレックスで投げ飛ばす。しかし当然城の兵士たちに敵とみなされ、慌てて城外に逃げ出す羽目に。
ケモナーマスク/源蔵は城下町をひろゆきとさ迷ううち、この世界には毛がふっさふさの獣人やら、ケモミミ娘やらがいることを知って歓喜する。そしてなりゆきで、借金が払えなくて売り飛ばされそうになっていたケモミミ娘・シグレを助ける。
シグレのアドバイスで源蔵はハンターギルドに行き、人を襲うケルベロス退治の仕事を受ける。そして見た事も無いタイプの獣のケルベロスを見て大喜びでじゃれつきながら、結果的に依頼を果たして報酬を手に入れる。そして源蔵は、魔獣のすばらしさを人間に伝えるという夢を、シグレ・ひろゆき・(突然登場した)謎の巨大アリの四人でかなえようと決意するのだった。
感想
評価は◎。
原作(?)は月刊少年エースで連載している「けものみち」(暁なつめ(原作)まったくモー助(漫画)夢唄(漫画))というバカギャグ漫画で、毎月楽しく読んでおります。
ただし漫画の方は、源蔵がいきなり異世界召喚されて姫をぶん投げた後、次の瞬間には既にメインキャラが集まっていて、ペットショップを経営しながらバタバタやっている、というスピード展開でかなり面食らったのですが……、アニメの方はプロレスの試合から丁寧に?描いて、城から逃げ出した後の色々やメインキャラが集まる展開、などをきちんと段取りを踏んでやっていく模様。なるほど、アニメはオリジナル要素がいっぱいと書いてあったのはそういうことか。
今回は、いきなり姫様にジャーマンスープレックスを食らわせておパンツ丸出し状態にするところから吹きましたが(笑)、さらに獣人でも魔獣でも歓声を上げながらとびかかっていく源蔵の姿がめっちゃおかしかった(笑) それにケルベロス退治に向かう際に、源蔵がナイフを差し出されて「バカヤロウッ、オマエは俺が凶器を使うレスラーに見えるのかッ!」と激高するシーンとかも笑えたし、最後も突然知らない巨大アリが四人目として参加しているとか、変な展開が最後まで続いて面白いのなんの。これは今期アニメの中でも特に期待できそうです。
ところで何故リングの上にDDT(実在のプロレス団体)のマークが書いてあったんだろう……?
旗揚!けものみち
制作会社
ENGI
スタッフ情報
【原作】暁なつめ
【漫画】まったくモー助、夢唄
【監督】三浦和也
【シリーズ構成】待田堂子
【キャラクターデザイン】能海知佳
【製作】けものみち製作委員会
オープニング・テーマ 「 闘魂! ケモナーマスク」歌 NoB with ケモナーマスク(CV:小西克幸)
エンディング・テーマ「アネクドット」歌 ももすももす
キャスト
柴田源蔵 - ケモナーマスク:小西克幸
シグレ:関根明良
花子:八木侑紀
カーミラ:櫻庭有紗
MAO - マカデミアンオーガ:稲田徹
ひろゆき 末柄里恵
ミーシャ 集貝はな
ヴォルフガング 松田健一郎
エドガー 武虎