感想:アニメ(新番組)「ストライク・ザ・ブラッド」第1話「聖者の右腕編Ⅰ」(2013年10月4日(金)放送)


 アニメ「ストライク・ザ・ブラッド」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「ストライク・ザ・ブラッド」公式サイト
http://www.strike-the-blood.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 同名ライトノベル(原作:三雲岳斗電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊))のアニメ化作品。ジャンルは現代が舞台で魔族が出てきて云々系。


■キャスト
暁古城(あかつき・こじょう):細谷佳正
姫柊雪菜(ひめらぎ・ゆきな):種田梨沙
(他のキャストは後述)

第1話 聖者の右腕編Ⅰ


■あらすじ

 日本から300キロ離れた太平洋上の孤島「絃神島(いとがみじま)」は、吸血鬼他の魔族を保護&研究するために作られた人工島で、人間と魔族が共存していた。この島に暮らす高校生「暁古城」(あかつき・こじょう)は、ある日女子中学生に尾行されていることに気が付く。尾行相手「姫柊雪菜」(ひめらぎ・ゆきな)は、魔族を簡単に撃退する実力の持ち主だった。彼女は「獅子王機関」の命令で「第四真祖」の古城を見張るために来たという。「真祖」はもはや生物では無く危険物扱いだった。雪菜は、数ヶ月前まで古城が普通の人間で、先代の第四真祖から力を押し付けられて吸血鬼化したという話に驚く。


■感想

 原作小説も漫画版も未読。情報ゼロで視聴。

 …、うわーい、「厨二くさいアニメって無い?」と聞かれたら迷わず差し出したくなる苦笑ものの内容。

・主人公は超強力な吸血鬼「真祖」
・魔族を見張る「機関」がある
・機関から派遣された槍を振り回してめっちゃ強い美少女戦士
・魔族が公認で歩き回っている人工島

 etcetc…


 ウププ、『僕の考えた超人』、もとい「僕の考えたカッコいい小説の設定」をそのまま差し出されたかのようで、見ていて恥ずかしくなる…。用語紹介(http://www.strike-the-blood.com/#/term)のカッコいい振り仮名とか見ても、もう真面目な顔をしてギャグを飛ばしているのかと疑いたくなるのですが、どーなんでしょうか。


 まあ、いきなり見捨てるほどには酷くありませんが、雪菜が古城にパンツを見られて怒るシーンとか、なんかライトノベル系アニメに用意された鋳型を使って作られた量産品のひとつ、みたいで、新鮮味が全くなし。今後どうなるのか、あんまり期待出来そうにはないなぁと思うところであります。