感想:アニメ「まおゆう魔王勇者」第11話「壊したり殺したりするばっかりで、何も作ってないから」


 アニメ「まおゆう魔王勇者」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「まおゆう魔王勇者」TVアニメ公式サイト
http://maoyu.jp/

 CS放送・アニマックスでの視聴です。

第11話 『第十一章 壊したり殺したりするばっかりで、何も作ってないから』


■あらすじ

 青年商人は南部諸国に乗り込むと、同盟の拠点を南部諸国に置くなどの提案を行う。青年商人は、小麦の第二の貨幣化、極光島を拠点にした魔族との交易、など世界を変えるようなことを実行しようとしていた。

 南部諸国は中央との戦争に突入したが、さらに極光島方面からも魔族が侵攻してきた。冬の国は二正面作戦を実施する兵力が無いため、勇者が魔族を迎撃に向かう。そこに行方知れずだった女魔法使いが現われ、魔族を引き受けると、勇者には魔界に向かうように指示する。魔界に突っ込んだ勇者は、「魔界」とは別世界では無く人間の世界の地下にある国だと知る。勇者はそこで魔王と再会するが、魔王は歴代の魔王たちに精神を汚染されて別人と化していた。


■感想

 もう物凄い早回しになってきて、凄く窮屈な展開に。青年商人と魔王の弟子とのやり取りとかは前代未聞の物凄いプランを披露しているはずですが、頭の中で消化する暇も与えずに駆け足で話を進めていくので、インパクトがありません…、1クール(12話)に話を押し込むためには仕方ないのでしょうが、そもそもこれ、1クールで消化しきれるスケールの話じゃないと思うんですが…、あたら有名な原作を「1クールでちょいちょいっと映像化してみました」程度で消費してしまうとは…、もったいないなぁ。

 次回、最終回。