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【※以下ネタバレ】
付録ゲーム
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_011/index.html
捷1号作戦[海外DTPライセンス作品第1号]
難テーマである作戦規模のレイテ湾海戦に正面から取り組み、見事にゲーム化することに成功した、レイテ湾海戦シミュレーションの決定版!
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_011/index.html
幻のレイテ湾海戦
[オリジナル砲撃システム提供・中澤孝継]
[スタンダードシステム・ふ~ら~中村]
シンプルな作品ながら手軽にレイテ湾海戦の水上砲撃戦シナリオを楽しめる佳作。
本誌
●特集「レイテ湾決戦」
1944年、秋。
大日本帝国は、絶体絶命の危機に瀕していた。
6月、連合艦隊は総力を賭して挑んだマリアナ沖海戦で大敗。
開戦以来、西太平洋に雄飛した日本機動部隊は壊滅し、絶対防衛線死守の願望は夢と潰えた。
10月、ついに連合軍の大部隊がフィリピンに襲来する。
帝国は、知略と残された水上艦隊の総力を挙げて、最後の決戦を挑む。
迎え撃つは、闘将・ハルゼー率いる圧倒的なアメリカ太平洋艦隊。
南下する小沢部隊。
北上するハルゼー機動部隊。
突入する栗田艦隊。
乱舞するカミカゼ。
世界最強の巨艦、大和と武蔵が巨体を震わせて突進する。
連合艦隊は、レイテ湾に突入し、有終の美を飾れるか!?
・捷一号作戦 カラーページワイドグラビア
・ヒストリカルノート1「レイテへの長い道のり」(ルイス・R・コートニー)
・「大和もし戦わば」(大塚好古)
・ヒストリカルノート2「幻想の無敵海軍」(MOR)
・幻のレイテ湾海戦 ワイドリプレイ
・付録ゲーム「捷1号作戦、幻のレイテ湾海戦」リプレイ漫画(松田大秀)
・[連載]ふ~ら~中村のウォーゲームデザイン序論
・捷一号作戦 デザイナーズノート
<コメント>
テーマ自体は興味ありませんでしたが、「幻想の無敵海軍」は面白かった。サマール島沖海戦で日本海軍が殆ど戦果を挙げられていないことから、もし太平洋戦争で海軍軍人たちが望んだような艦隊決戦が発生しても日本は負けていたのでは? と手厳しい分析ぶりでした。
●[連載]誌上ビッグ対談 岡田厚利VS浅野竜二
80年代のウォーゲーム全盛期にツクダゲームを多数デザインした岡田厚利氏がゲスト。
<コメント>
岡田氏が元はアドテクノスに在籍していたとか、ガンダムのウォーゲームがツクダから出た経緯とか、有名な「タイガーI論争」についての嫌な思い出とか、新作「ワールド・タンク・ディビジョン」に関わった理由とか、面白い話が満載でした。
●[連載]世界バカゲーム悲報(たけなかきよたか)
今回のゲーム「バトル・オブ・ザ・バンズ」。バンドを組んで売れるようになるまでを競うカードゲーム。
<コメント>
竹中氏の軽妙な文書がいつも通り楽しかった。
第7回「ブルシロフ攻勢 歩兵戦術の革新」
<コメント>
1916年に東部戦線で行われたロシアの大攻勢「ブルシロフ攻勢」の回。すごくおもしろかった。
●[連載]フリードリヒ大王と啓蒙時代の戦争(二木太郎)
第11回。七年戦争 1760年~1762年。
<コメント>
七年戦争でもうプロイセンがフラフラになっていく有様が面白かったです。
●次号の予告
次号No.12(2004年9月1日発売予定)… 特集「日本史の宴」。付録ゲーム「壬申の乱」。
総合感想
評価○。特集はたいして面白くもなかったのですが、その他の記事が充実していたので良し。最大のヒットは岡田厚利氏を呼んできての対談ですね。秘話が多くて永久保存版的な内容でした。