【アニメ】感想:アニメ「THE ビッグオー」[第1期 1999~2000]第4話「Underground Terror」

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TVアニメ『THE ビッグオーofficial website https://www.the-big-o.net/
放送 AT-X

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【※以下ネタバレ】
 

第4話「Act:04 Underground Terror」

 

あらすじ

 3ヶ月前に消息を絶った新聞記者“マイクル・ゼーバッハ”を探し出し、彼の取材原稿を高額の退職金と引き換えに引き渡させるーー。依頼主が、街を牛耳るパラダイム社であることに迷いを抱きながらも、交渉を引き受けたロジャー・スミス。
 その男のアパートを訪れたロジャーの前に、「黒い森(シュバルツ・バルト)」と名乗る奇怪な包帯男が現れる。
 彼を追い、封印された地下回廊に足を踏み入れたロジャーとドロシーは、そこでビッグオーアーキタイプともいえる朽ち果てたメガデウスと遭遇する…。

 
 ロジャー・スミスは、不動産屋からの依頼で、老婦人とのアパート立ち退きの交渉を首尾よく片付けた。そのあと不動産屋から、親会社、すなわちパラダイムシティを牛耳る巨大企業パラダイム社からの依頼があると聞きパラダイム社に向かった。

 パラダイム社の巨大ビルで、ロジャーは先日出会った謎の美女エンジェルと再会する。エンジェルは一週間前からパラダイム・プレス社で働いていると言って姿を消した。

 ロジャーはパラダイム・プレス社から、三か月前に失踪した記者マイクル・ゼーバッハを探し出し、莫大な退職金と引き換えに取材原稿を渡させるという交渉を引き受けた。ロジャーは軍警察に行き、ダストンからゼーバッハは二重生活を送っていて自宅とは別にアパートを借りていた、という情報をもらう。

 ロジャーはゼーバッハのアパートに忍び込み、残されたメモから、彼が町の過去を必死に調べていたらしいと知る。直後アパートの部屋がガソリンで放火され、ロジャーが命からがら脱出すると、その前に包帯だらけのゼーバッハが現れる。彼は自分の今の名前は(ドイツ語で「黒い森」の意味の)「シュバルツ・バルト」だと名乗り、パラダイム社を嘲るようなセリフと共に姿を消した。

 ロジャーは自分自身の過去と向き合うため、ビッグオーの輸送に使うサブウェイよりさらに深い地下へと乗り込んだ。そこでロジャーは理由もなく恐怖感に襲われ、また過去にそこを歩いていたらしい人々の幻を見ながら気絶する。そしてロジャーが気が付くと、ドロシーに介抱されていたが、謎の恐怖感は消えていた。

 二人は地下を歩き回り、ドロシーは自分の父・ウェインライト博士は自分を組み立てただけで、何故動いているかなどの理由は理解していなかったと語る。

 やがて二人は巨大なドーム状の空洞に出るが、そこは巨大な街の模型と停止したメガデウスがあり、さらにシュバルツ・バルトがいた。ロジャーはこのメガデウスビッグオーアーキタイプだと察する。シュバルツ・バルトは、過去にはメガデウスはありふれた存在で、自分もメモリーを取り戻せばこのメガデウスの力を得られるという。

 ところがドロシーがメガデウスに謎の言葉で語りかけると、突如メガデウスが起動した。シュバルツ・バルトは自分がおこした火災に巻き込まれて全身を焼かれてしまう。ロジャーは地下にビッグオーを呼び寄せアーキタイプと対峙する。ロジャーは俊敏なアーキタイプに翻弄され苦戦するものの、何とか勝利し、ドロシーと共に地下から脱出した。

感想

 思わせぶりさがさく裂のエピソード。思わせぶりの謎な事しか言わないマイクル・ゼーバッハ/シュバルツ・バルト。思わせぶりに再登場のエンジェル。「EXPO '04」という思わせぶりの看板がかかっていた地下ドーム世界。思わせぶりなアーキタイプ(原型)メガデウス。とまあ、謎をばらまくだけばらまいて、それで終わってしまった回でした。

 しかし何故ロジャーが唐突に地下に向かったのか、全然説明が無かったな。まぁ、このアニメらしいいつも通りの説明不足でした。

 今回面白かったのは、ロジャーがビッグオーを呼んで、なかなか来ないので焦れてノーマンに「まだか?」と催促したら、ノーマンがオーブンを覗きながら「もうしばらくお待ち下さい」というとぼけたシーンですね。
 
 
 

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