【映画】感想:映画「ナバロンの要塞」(1961年:アメリカ)

ナバロンの要塞 製作50周年記念 HDデジタル・リマスター版 [Blu-ray]

プレミアムシネマ NHK https://www.nhk.jp/p/ts/QPN1RW1PYW/
放送 NHK BS。2025年7月8日(火)

【※以下ネタバレ】
 

グレゴリー・ペック主演。第2次大戦下、難攻不落のドイツ軍要塞を破壊するためナバロン島に潜入した連合軍特殊工作員たちを描く傑作戦争映画。アカデミー特殊効果賞受賞。


グレゴリー・ペック主演。アリステア・マクリーンの傑作冒険小説を映画化した戦争映画の名作。第2次大戦下、ドイツ軍はナバロン島の砲台によってケロス島を除くエーゲ海の島々を制圧。ケロス島にはイギリス軍兵士2000人が孤立していた。ドイツ軍の攻撃が1週間後に迫るなか、連合軍は砲台を破壊するため、登山家キース・マロリーをはじめとする特別部隊を送りこむが、次々に危機が降りかかる…。アカデミー特殊効果賞受賞。

 

あらすじ

 1943年。ドイツは中立国トルコを味方に引き入れるため、自分たちの力を見せつけるべく、トルコの目の前にあるケロス島攻撃を決定した。ケロス島にはイギリス軍の将兵2000名がいたが、連合軍側はドイツの作戦を察知したのは作戦決行一週間前だった。そしてケロス島将兵を救出しようにも、近傍のナバロン島にドイツ軍が要塞を構えており、そこに設置された二門の巨大な大砲がケロス島への接近を阻んでいた。


 伝説的な登山家のキース・マロリー大尉(グレゴリー・ペック)は、ケロス島救出の責任ジェンセン准将に呼び出される。マロリーは、ジェンセンが既に飛行機によるナバロン要塞攻撃を実施したものの大失敗したことを知らされる。大砲は断崖の途中の洞窟に設置されていたため、爆撃での破壊は不可能で、攻撃はいたずらに大損害を出しただけだった。

 のこされた手段は少数の特殊部隊を島に送り込み破壊するという作戦しかなかった。ナバロン島の南側は120メートルの断崖絶壁になっており、そこはドイツ軍が警備していないので、この崖をマロリーが登り、他のメンバーを引き上げるというものだった。

 かくして、マロリーの旧知の友ロイ・フランクリン少佐が指揮官となり、マロリー、爆破のスペシャリスト・ミラー(デビッド・ニーブン)、ギリシャ軍人アンドレア・スタブロウ(アンソニー・クイン)、天才技術者でナイフの達人《バルセロナの殺し屋》ブラウン、殺しの達人スピロ・パパディモス、が集結し作戦が開始された。


 一行は漁船で出発し、ドイツ軍の小艇に調べられそうになるものも乗員を皆殺しにして切り抜けた。しかしそのあと大嵐に襲われて船はナバロン島の海岸で座礁し、銃や爆弾は回収できたものの食料を失ってしまう。しかも崖から上陸する際にロイが転落して片足を骨折する重傷を負い意識不明となってしまった。

 マロリーがロイに変わって指揮をとり即席の担架を作ってロイを運ばせることにした。やがて通信でケロス島攻撃が一日早まったとの知らせが入り、マロリーたちは焦る。意識を取り戻したロイは自分が足手まといになっていると考え銃で自殺しようとするが、マロリーはロイに作戦は中止になり軍が島のトルコ側から上陸することになったので焦らなくていいとウソをつく。


 やがて一行はレジスタンスのマリア・パパディモス(スビロの姉)とアンナの二人との接触に成功した。一行はマンドラコスの街に近づいたところでドイツ軍の急降下爆撃機に襲われたが、なんとか逃げ延びた。しかし街に入った途端待ち構えていたドイツ軍に見つかり捕まってしまう。マロリーたちは隙を見て大暴れしてドイツ兵を制圧し、彼らから服を奪うことに成功した。マロリーは重傷のロイを置いていくことに決め、ドイツ兵に治療を受けさせるように念押しした。

 脱出した一行は要塞近くの建物で一夜を過ごすことにしたが、ミラーがマロリーにどうやって要塞に入るのか質問すると、マロリーは明日ドイツ軍は島の反対側に移動するので簡単に入れるという。マロリーは残して来たロイがドイツ軍に自白剤を投与されて「島のトルコ側から軍隊が上陸してくる」と漏らすことを期待して、わざと後に置いてきたのだった。ミラーはマロリーの冷酷さに激怒し面罵する。


 翌日。ドイツ軍はロイの漏らした情報を信じて大移動し、その隙にマロリーたちは要塞に入り込む。ところがここにきてミラーは爆弾を爆発させるための装置がことごとく使用不能にされているか破棄されていることを発見し、誰かが裏切り者だと言う。

 さらにミラーはアンナが怪しいと告発し、調べると彼女が自称していたようなドイツ軍に拷問された傷跡などなかった。アンナは裏切りを自白し、ミラーはマロリーに将校としてアンナを殺せと要求する。マロリーはためらった末に銃を取り出すが、先にマリアがアンナを撃ち殺した。


 そして、マロリーとミラーが要塞の大砲の破壊、マリアが脱出用の船の確保、他の三人が陽動作戦、をそれぞれ担当することになり、最後の作戦が開始された。ミラーは大砲に爆弾をとりつけ、さらに念のため砲弾移動用のエレベーターが下がりきると爆発する仕掛けをする。

 そしてマロリーとミラーは脱出し、マリアの船に救われ、さらに生き延びたスタブロウも合流した。やがてケロス島救出のための連合国軍の駆逐艦六隻が接近し、ドイツ軍は大砲に仕掛けられた爆弾を外すと早速猛攻撃を開始した。しかしミラーがエレベーターに仕掛けていた爆弾が爆発し、誘爆してナバロン要塞は粉みじんに吹き飛んだ。

 最後。スタブロウがマリアのためにナバロン島に残ると言って去り、駆逐艦の上でマロリーとミラーが炎上する要塞を見つめるシーンで〆。


感想

 評価は○(なかなか良かった)。

 超有名な戦争映画ですが今まで見たことが無く(続編の「ナバロンの嵐」は見たことあるけど……)、初視聴でしたが、なかなか楽しめました。

 二時間半の長尺でしたが、次から次からイベントが起きるので退屈している暇なし! の好作品。半世紀以上前の作品ですが、現代でも十分通じるクオリティで満足でした。
 
 

シネマ「ナバロンの要塞」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>
[BS] 2025年07月08日 午後1:00 ~ 午後3:38 (2時間38分)


(原題:THE GUNS OF NAVARONE)
〔製作・脚本〕カール・フォアマン
〔監督〕J・リー・トンプソン
〔原作〕アリステア・マクリーン
〔撮影〕オズワルド・モリス
〔音楽〕ディミトリ・ティオムキン
〔出演〕グレゴリー・ペック、デビッド・ニーブン、アンソニー・クインイレーネ・パパス ほか
(1961年・アメリカ)〔英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ〕

 

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