感想:雑誌「コミックヴァルキリー」2008年5月号(Vol.11)

■公式サイト
http://www.comic-valkyrie.com/

 最初の頃のマイナーさは何処へやら、今ではすっかり風格漂う雑誌となりました。そろそろ何かアニメ化されそうな雰囲気ですよ。


>正義研究会セレナード / よこやまなおき

 面白いことは確かだが巻頭に来るほどかとも思う。


鬼姫VS / 原作:林達永・作画:李秀顯

 増刊「ヴァルキリーハード」に掲載された読みきり作品が、予想通りに本誌で連載に昇格しました。これは嬉しい・・・、美女キャラ二人(姉御タイプとおしとやかタイプ)がバトルする伝奇漫画で、絵も話も読者のツボをガッチリ掴んでおります。これは「フリージング」と並ぶ雑誌の柱になること間違い無しです。

 しかし、原作の人、「フリージング」と同時並行連載となる訳で、めちゃくちゃ忙しいな。


>フリージング / 原作:林達永・作画:金光鉉

 今回も2話一挙掲載で、事実上月刊化してしまいました(近い将来の雑誌の月刊化を想起させます)。しかしなんか原作者が同じ「黒神」と似たような展開になってきたのが気になるところ・・・(異国からやたらと強い女の子が日本に来る、というそーいう展開です)。

 主役のサテライザーが今回は内気な乙女モードでそれはそれで良いのですが、2話有る割に殆ど出てこないぞ(ブーイング)。


>御剣ハルカ危機一髪! / かぢばあたる

 武道好きな人間には、あちらこちらに散りばめられたウンチク的要素がちょっと気になる漫画。相変わらず地味に痛そうです。


>触手姫 / 黒葉

 オ下劣なタイトルとは裏腹にほのぼのした絵柄なのです。やはりタイトルはもう少し考慮すべきだったのでは〜。今回は触手部のアイドル・ぬいぐるみのマロ君の身の上話でした。


>GUNNER QUEEN 復讐の女王陛下 / R-Ex

 なんか毎回毎回エロ要素が濃くなっていくのですが、そういう漫画出身の方ですか。


夢幻戦士ヴァリス / ZOL

 いつまで続くのだろう。たしかテレネットってもう無かったのでは。


>インフィニティブレード / KEN+

 血まみれ漫画は何時の間にか百合要素まで取り込んでしまいました。フィギュアが出ていたりしている割に雑誌の掲載位置はラスト・・・、人気が有るのだか無いのだかさっぱり解りません。


>イヴィル・ハート lost one's deadline / うるし原智志

 御大・うるし原智志氏の巻末ショートカラーコミック。しかしビッグネームの参戦の割にはありがたみは全く有りません。まあ、元々漫画は面白くない人だから仕方ないか。


 ウハハ、「フリージング」のために買っていましたが「鬼姫VS」も加わってますますお買い得になりました。あとは月刊化がいつ来るかだなぁ、年内は固いと思ってます。