感想:アニメ(新番組)「蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA-」第1話「航路を持つ者」


 アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA(アルス・ノヴァ)-」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」公式HP
http://www.aokihagane.com/

 BS日テレでの視聴です。


■概要

 漫画「蒼き鋼のアルペジオ」(原作::Ark Performance少年画報社/月刊「ヤングキングアワーズ」連載))のアニメ化作品。ジャンルはSF海洋バトル物。


■キャスト
千早群像:興津和幸
イオナ渕上舞
(他のキャストは後述)

第1話 『01 航路を持つ者』


■あらすじ

 21世紀初頭、地球温暖化による海面の上昇で人類の版図は縮小した。そして2039年、突如現われた謎の勢力「霧の艦隊」が人類に攻撃を仕掛けてきた。圧倒的な超技術を誇る霧の艦隊の前に人類は敗北し、全ての海は「霧」によって封鎖され、海を利用できなくなった人類国家は衰退の一途を辿っていた。「霧」によるジャミングにより通信も途絶し、各国家は完全に孤立した。

 それから七年後。日本の士官候補生「千早群像」は、以前日本が拿捕した「霧」の潜水艦「イ401」の存在を知る。「イ401」は七年前突然機能停止状態で現われ、簡単に拿捕されたものの、調査分析は全く進んでいなかった。ところが「イ401」は群像が近づいた途端起動する。さらに、群像の前に謎めいた少女「イオナ」が現われる。イオナは「イ401」の分身的な存在「メンタルモデル」で、何者かによって群像に従うように命令されているという。かくして群像はイオナと共に旅立つ。

 二年後。イ401は傭兵的なポジションで霧の艦隊と戦っていた。日本政府は群像に、霧に対抗できる新型魚雷のサンプルをアメリカに移送するように依頼する。群像はそれを受けるが、霧の艦隊もイ401の動きを掴んでいた。



■感想

 原作漫画は連載でチェック済み。オタッキーな世界観がたまりません。

 アニメですが、うむ、まずは合格点ですかな。序盤のバトルシーンは船の動きもバトルの様子も満足のいくものでしたし、キャラ絵もおおむねイメージどおり。ちと群像の顔が怖いのと、イオナはなんか違う…、という感じもするけど、コンゴウとかタカオはばっちりです。タカオ可愛いよ(以下略)。

 ストーリーはアニメ用に時系列を入れ替えてますかね?(魚雷を運ぶ云々の話は覚えていますが、最初にこんなに親切に設定を説明はしてくれなかったと思う)。若い頃の群像が偉くすさんでいて「こんな雰囲気の漫画だったっけ?」感もありましたが、お気入りのタカオとかが出てくれたのでもう気にならなくなりました。

 ということで順調な滑り出しです。これは期待してよいのではないかな。


☆おまけ

 「艦これ」大ブームのときにタイミングよく「第二次大戦時の戦闘艦が少女の姿で云々」という作品の放送をもってこれるとは、スタッフはあまりのタイミングのよさに大喜びでしょうな。あと、艦これフィギュアのCM流してるのには、あまりにストレートすぎて笑った。


★キャスト情報の続き
織部僧 松本忍
橿原杏平 宮下栄治
四月一日いおり 津田美波
八月一日静 東山奈央
タカオ:沼倉愛美
ハルナ:山村響
キリシマ:内山夕実
コンゴウ:ゆかな
マヤ MAKO
ヒュウガ 藤田咲
イ400 日高里菜
イ402 山本希望
刑部蒔絵 原紗友里