OVA「スカイガールズ」

■AT−X
http://www.at-x.com/program_detail/index.html?pid=2072&from=new

■公式サイト
http://www.konami.jp/visual/skygirls/

 CS放送AT−Xでの視聴です。

<ストーリー>
西暦2079年。謎の機械細胞群による、世界的規模での人類掃討作戦が開始され (中略) 「攻龍」には日本海軍の全く新しい設計思想を持った戦闘機、飛行外骨格ソニックダイバー「零神」「風神」「雷神」の3機が搭載されていた。ソニックダイバーを駆るのは桜野音羽、園宮可憐、一条瑛花の三人の若き乙女達。スカイガールズと呼ばれる三人のパイロット。 (以下略)


<感想>
 んー、久々に「アタマの悪いアニメ」を見た気がいたします。

 まあ、「メカと美少女」というのは男向けアニメの永遠のテーマの一つなので、それを否定する気は有りません(というかそーいうのは好きです)。しっかし、このアニメの場合、見せ方がぁ〜。

 冒頭に小川真二氏の渋い声で「宇宙怪獣ワームのせいで若い男が殆ど死んでしまいました」云々と語られ、女の子が戦場に出る理由がこじつけっぽく語られるのですが・・・

 そのあと、いきなり「女の子三人の水着シーン」で、続いて「三人娘が戦闘服(通称”下着”という薄々な格好)でうろうろし」、クライマックスの戦闘シーンでは、「人間が剥き出しのままメカにぶら下がって空を飛び回る」のですよ?

こんな感じに

http://www.konami.jp/visual/skygirls/staff/index.html

 最近、美少女+ミリタリー雑誌「MC★あくしず」という雑誌で戦闘機を女の子に擬人化したイラストを良く見るのですが、まさにあんな感じです。幼女がメカにぶら下がり、というか戦闘機の格好をして宇宙怪獣と戦うのです。さすがに「こ、これは・・・、バッカでーい」としか述べ様が有りません。しかも男の軍人の方は渋いキャラばっかりなので、余計にヒロインたちの幼女ぶりが目立ちます。

 いや、まあ、ホントに「メカと美少女が描きたい」というただそれだけのために作られた作品の様です。作っているほうは楽しいのでしょうが、見ているほうは、あまりにストレートすぎて、居たたまれないというか、直視できないです。もう少し、もう少しなにか格好をつけて欲しかったなぁ。