感想:アニメ「GR -GIANT ROBO-(ジャイアントロボ)」#10・11・12・13(バレ)


 CS放送パーフェクトチョイスでのPPV鑑賞です。DVD発売前のCSでの先行放送で、完璧にネタバレですので、先を知りたくない方はご注意ください。

■公式サイト
http://gr-anime.com/index.html

■あらすじ

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第10話 『Qubit:10 流転』

 誘拐された大作はフランスでGRO実戦部隊指揮官ホッジスと軽く雑談した。UNISOMはGR−1が動き出さないように脳部分「アバター」を抜き取ることにした。中国で赤いGR(GR−7)が見つかった。次回に続く。


(コメント)
 中身の殆ど無いスカスカ話。

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第11話 『Qubit:11 実相

 誘拐された大作はセレファイス群島のGROの本部に連れて行かれた。ヴィーはGR同士が戦うことに心を痛め、意識不明になっていた。マリアはBFNがGROの宣伝機関だと気が付いた。UNISOMはGR−1のアバターをGR−4に移植し、テキサスが自由にGR−4を使えるようになったので、調子に乗ってGROの本部に殴りこんだ。ホッジスは実はGRのオペレーターで、GR−5でテキサスを迎撃した。次回に続く。

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第12話 『Qubit:12 数奇』

 GR−4(テキサス)とGR−5(ホッジス)は相打ちとなって死んだ。GR−6は一歩も動かないうちに爆発して消えた(おい!)。大作とヴィーは混乱する基地の中を逃げていてGROの関係者と映像で話した。GROは実はテロ組織でも古代の英知を知る秘密組織でもなんでもなく、ただの金儲けのための組織で、GRを動かして世の中を混乱させ株価を変動させて儲けるのが目的だった(!!!)。マックス・チャンプリンは(見ている人には最初からバレていたが)ただのコンピューター映像だった。

 ヴィーは事態に絶望して海に吸い込まれた。そのあと海底から古代文明の神殿が出現した。次回に続く。

(コメント)
 GROの正体に呆れて言葉もない・・・、よくもこんなオチで12回も引きずったものだ。

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第13話(最終回) 『Qubit:13 旧神』

 古代文明の海底神殿から究極のGR「GR−0」が出現した。GR−0(ヴィー)は「古代文明の遺産であるGRを自滅させてしまった人類には生きる価値なし」と判断し、絶滅させることにした。大作がGR−1を呼ぶと、アバターが無いのに何故か駆けつけてきた。ヴィーの語るところによれば、過去GRシリーズ8体は宇宙からの侵略者と戦いそれを撃退したのだという。大作はGR−0に乗り込んでヴィーを解放し、さらにGR−0をGR−1の力で宇宙の果てに吹き飛ばした。戦いは終わりGR−1は沖縄のピラミッドに戻った。

 でも宇宙の果てから不気味な何かが地球に近づいていた。まさにそのシーンで終わり。
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■感想(ヨタ編)

・マッケンジーさん、犬死ににしか思えない。
・GR−7は何処へ? もしかして登場した途端爆発したとでもいうのか。


■感想(真面目編)

 小中千昭マジックとしか言い様が無い作品です。ラス前の12話で「ア、アホか! こんな身も蓋もない内容でここまで引っ張ってきたというのか? 視聴者をなめるのもたいがいにしろ!」と激怒したのに、13話でなんとなく良い話にしてオチをつけてそこそこ満足出来る話に仕上げているんですもん。いやー、参った。

 正直、この中身の無い、「ジャイアントロボ」ブランドを浪費しただけのアニメに13話分もお金を払ったかと思うと泣けてきますが、少なくとも怒りながらこの感想を書かなく済んだだけでも良しとすべきでしょうか。

 しかし、あのラストは露骨に第2期シリーズを狙っているとしか思えませんが・・・、また第1期しかないならあのオチは酷すぎるよねぇ。