感想:アニメ「キャプテン・アース」第8話「その作印に気付く夜」


 アニメ「キャプテン・アース」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「キャプテン・アース」公式サイト
http://captain-earth.net/

 BS11での視聴です。

第8話 その作印に気付く夜


■あらすじ

 アマラ・モコは自分たちのマシングッドフェローの修理に二週間かかると知り、その間に仲間(デザイナーズチャイルド=キルトガングのアバター)を探すことにした。一方、ダイチたちもピッツ(リス)の予言でキルトガングがお台場に現われると知り、現地に向かった。お台場のカジノで働く少年ジンは、虚無的人生を送っていたが、モコにキスされたことをきっかけに自分の正体を思い出す。ジンは早速自分のマシングッドフェローに乗り込み、小型ロボを動かすが、それを察知したダイチもアースエンジン(の小さい方)に乗り込み出撃する。戦いはダイチが勝利し、ジンの小型ロボがキルトガング化する前に破壊することができた。


■感想

 今回を見ると、「1〜7話までは本編開始前の(いささか長すぎの)助走期間だったんだな」と感じさせられました。今回からは4人セットで活動、地上(というか普通の街中)が舞台で、ロボットを格納する秘密列車が登場し、バトルはお台場で、と一気に「ヒーローロボット物」の形になってまいりました。今までの「宇宙と種子島の往復だけ」という閉塞感漂うストーリーから一気にパッと開花したイメージで、実にイイ! 今後は「地上でアバターたちとバトルしたり」「宇宙で迎え撃ったり」の両面作戦で派手に展開してくれる事でしょう。なんか期待値がグンと上がって来たね。


★蛇足

 知り合いの方から、このアニメはシェークスピア作品から用語を貰ってきていると教えていただいたのですが(マクベスとかパックとかはもちろん、「嵐」とか「真夏」も)、「グッドフェロー」もやはりその例に漏れず、だった模様です。

●ロビン・グッドフェロー:ファンタジィ事典
http://fantasy.kakurezato.com/encyclopedia/robin-goodfellow.html
シェイクスピアのいくつかの作品の中で、ロビン・グッドフェローは妖精王であるオーベロンの子供ということになっている。

 ほほう。こうなるとこのアニメの横文字はもう全てシェークスピア発と思った方がよさそうです。