(バレ)「逆転裁判3」終了(暫定版)

 DS「逆転裁判3」をようやく終えました。いやー、長かった、約30時間もかかってしまいました。特に最終シナリオの長かったこと。

 評価は・・・、やはり最大のボリュームを持ち、同時に3の総決算となる最終シナリオ=第五話「華麗なる逆転」をどう見るか、ですよね。トリックとしては筋は通っているのですが・・・、どうも認めにくい。

 1,2作目は「突拍子もない設定(判決が下ったはずなのにそれが覆る、傍聴席から乱入、ムチを振り回す未成年の検事、等)でありつつも、一応正統推理物」だったのですが、「3」の最終シナリオではかなり<反則的>なトリックが用いられています。ただし、これを「反則」ととるか「アリ」と考えるかは、実に微妙な線なので評価が難しいですよねぇ。本格的に感想を書く前に頭をまとめなくては。


<以下ネタバレ>

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 具体的に言ってしまえば、「霊媒/この世に戻ってきた死者が加害者・被害者」ってそりゃいくらなんでもあんまりだろ、ということです。「千尋が霊媒の力で戻ってきて助言をくれる」ならば許容範囲なのですけど、ここまでいくとSF推理物ですよ。そこをどう心の中で折り合いをつけるか、ですね。