ケータイ小説の流行る理由?

 早売りの「日経ビジネス 12/10号」を入手しました。今週の特集は「2008年ヒットの種」。今年のヒット商品の総括ですが、その中の囲み記事でケータイ小説が流行った理由に触れられていて、これが「おぉ」と得心いった次第。

 簡単に言うと、『若い女性は食事中でも仕事中でも授業中でも携帯電話をいじくり回している。四六時中メールの着信を確認し返信しようと余念なし。そして着信確認の『ついで』に読むのがケータイ小説』なのだと。

 なるほど、つまりこった文章が無いのは作者や読者の知的レベルはともかく、「ちょっと読む」ためにはあまり難しい文章では困るからでしょうし、話が簡単で類型的なのもまたしかり。ケータイ小説とは「携帯電話で読む小説ではなく、暇つぶしにたまたまそこにある文章の集合体」でしか無い、と考えると納得がいきます。

 しかし、それが紙の本になってもやっぱり大売れというのがイマイチ解りませんが・・・