感想:アニメ「黒神 The Animation」第1話


 アニメ「黒神 The Animation」の感想です。

■公式サイト
http://www.kurokami-anime.net/

 CS放送・AT−Xでの視聴です。

第1話 『Episode01 三位一在』


■あらすじ

 「伊吹慶太」(声:浪川大輔)は幼い頃に母親を交通事故で失い、以後親しい人を失うときの辛さを避けるため、他人と深く関わらないようにしていた。慶太の母親は自分と瓜二つの人間と出合った直後に死んだため、慶太はドッペルゲンガーと出合ったものは死ぬという伝説を信じていた。

 ある夜、慶太は「クロ」(声:下屋則子)という少女と知り合い、世の中に同じ顔の人間が3人いるという「ドッペルライナー」について聞かされる。この世には同じ顔の3人の人間、中心の「ルート」とそれ以外の「サブ」、が存在し、サブ同士が出会えば事故等で死に、その生命力は中心のルートのものになるのだという。その直後、クロは暴漢に襲われるが、常人とは思えない力で暴漢を倒す。クロは自分が「元神霊(もとつみたま)」だと名乗る。やがて慶太の周辺の人間が次々と事故で死に始める。


■感想

 ヤングガンガンで絶賛連載中(多分)の美少女バトル漫画(原作:林達永(イム・ダリョン)/ 作画:朴晟佑(パク・ソンウ))がアニメになりました。

 原作者の人は、あっちこっちでアニメ化しやすそうな美少女バトル物を書いていまして、これも「絵可愛い」「バトル一杯」「ややこしそうな設定」といかにもアニメになるだろうなるだろう的漫画でしたが、あっさりワールドワイド展開でアニメ化されてしまいました。

 さてさてアニメ版ですが・・・、ううっ、良くも悪くも原作そのままでした。絵・そのまま、ややこしいオタッキー設定・そのまま、暗そうな雰囲気・そのまま。全く関係ないのに、(オタク設定てんこもりな辺りで)なんとなく「とある魔術の禁書目録」を思い出しました。

 元々原作をあんまり面白いと思っていないのですが、「もしかしてアニメ版は突然変異的に面白かったりして?」という微かな期待に賭けて視聴したものの、原作に相当忠実という事で、やはりちょっとあわないっぽいです(女の子の頭を金属バットでぶん殴るバイオレンス描写の時点で抵抗ありますわ)。もう一回くらい見て、多分それでサヨナラかなぁ。