感想:アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」第20話「怨嗟断絶のアポトーシス」


 アニメ「STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate.tv/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第20話 怨嗟断絶のアポトーシス


■あらすじ

 8月12日0時。倫太郎は萌郁からIBN5100をロッカーに隠していると聞き、すぐさま盗み出そうとするが、紅莉栖に制止される。紅莉栖の考えでは、元の世界線に戻らない限りIBN5100は手に入らないはずであり、紅莉栖は当初の予定通り「FB」を探し出すのが最善だと倫太郎を説得した。倫太郎はロッカーを張り込み「FB」がIBN5100を引き取りに来るのを待つが、そこに萌郁が現われ自分も「FB」に会いたいという。

 8月13日13時。ついに何者かがロッカーからIBN5100を運び出し、複数の人間を経由して、驚くべき事にミスターブラウンこと天王寺裕吾の家に運び込んだ。最終的にIBN5100はセルンのあるフランスに空輸された。

 8月15日。倫太郎・紅莉栖・萌郁は裕吾の家を訪ね「FB」について教えて欲しいと頼むが、裕吾は自分が「FB」だと告白する。裕吾はセルンの手先となって「ラウンダー」を組織し、IBN5100を回収する仕事をしていた。裕吾は裏切った萌郁を射殺し、さらに自分も頭を撃って死んだ。倫太郎は裕吾の携帯から萌郁宛てにIBN5100回収を中止するようにDメールを送る。次の瞬間世界線は移動し、裕吾も萌郁も生きている世界で、ラボにはIBN5100が戻っていた。

 倫太郎は8月13日に戻り、ダルにIBN5100でセルンをハッキングするように頼む。セルンのデータベースからDメールに関するデータを消せば、セルンのタイムマシン開発は阻止され、まゆりの死なないβ世界線に移動するはずである。ところが倫太郎はここで一番最初の世界線の出来事を思い出す。その世界線では紅莉栖は秋葉原で死んでいた。


■感想

 おいおいおい、「FB」の正体はそこに来ましたか・・・、やられたなぁ。まあ後知恵で考えるとこの人しか残っていなかった訳ですが、最後の最後まで気がつかなかった・・・

 最後の説明で、あれ、なんか頭がついていかなくなってきた。今の世界線でダルがハッキングしてセルンのデータベースからデータを消せば、もうそれでセルンのタイムマシン開発は不可能になってめでたしめでたし、じゃなかったの? ハッキングしたらまた世界線を移動しちゃうの? よく解らん。

 それにしても「紅莉栖が死体となって転がっていた」なんて設定、もう忘れ果てていましたわ。