感想:アニメ「UN-GO(アンゴ)」第10話「海勝麟六の葬送」


 アニメ「UN-GO(アンゴ)」(全11話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■[ UN-GO ] OFFICIAL SITE
http://www.un-go.com/index.html

 フジテレビ系での視聴です。

第10話 海勝麟六の葬送


■あらすじ

 原作「明治開化 安吾捕物帖 “冷笑鬼”“赤罠”」。

 若手議員・倉満美音は予算委員会の証人として海勝麟六を喚問した。新十郎はテレビ局の監視映像に海勝が映っていなかったことや、梨江が事件当時自宅で父を見たという証言を持ち出して、海勝を糾弾する。その場に突然大人因果が現われ、虎山泉から、警察がかつて海勝からファイルの更新日を自在に変更できるソフトを提供された事を聞き出してしまう。警察はそのソフトで好き勝手に証拠を捏造していた事がばれ、委員会は大騒ぎになる。因果は新十郎に見切りをつけるような言葉を残して消えてしまった。海勝は疑惑の中退院するが、病院の前で海勝を乗せた車が爆発炎上した。しかし新十郎は海勝が別天王の力で死を偽装したのではないかと思いつく。やがて新十郎に海勝から招待状が届いた。


■感想

 因果と別天王の関係とか、議員の素性がうさんくさいとか、ハンカチがどうしたとか色々散りばめていて、それなりに引っ張りますが、「そもそも別天王ってなんなの?」という点を放置したままラストに向けて走っていてどうも居心地が悪い(ノイタミナってそんなんばっかな気がするな、まともに完結させようという意志が感じられない)。次回最終回ですが、残り30分で何ができると言うのだろうか。