感想:映画「ゲット スマート」(2008年:米)


 映画「ゲット スマート」(2008年)の感想です。

 テレビ朝日系・地上波放送での視聴です。(放送日 2011/12/11)


■概要

 スパイアクション物。中途半端な笑い有り。1960年代のアメリカのスパイコメディTV番組「それ行けスマート」が元ネタ。


■あらすじ

 主人公「マクスウェル・スマート」はアメリカの諜報機関「コントロール」でトップのアナリストとして活躍していた。本人は派手なエージェントの任務につきたがっていたが、上司はアナリストとしての能力を重視し現場に出そうとはしなかった。ところがコントロールのエージェントの情報が犯罪組織「カオス」に流出してしまい、全エージェントの正体がばれてしまう。コントロールのチーフは顔の知られていないマックスを「エージェント86」として送り出し、カオスの企みを調査させようとするが…


■感想

 単純ですがキビキビしたストーリー展開でそこそこには面白い映画でした、が…

 これ「それ行けスマート」が元ネタなんですよね? なんでこんなに真面目なの? もっとバカみたいなノリで「電話付きシューズ」(正式な名前忘れた)とか「デスクモービル」とか「ヌード爆弾」とかアホな事ばかりやって3分に一回爆笑するような映画だと思っていたので、そういう意味では失望しました。スマートが所々アホな事をしていましたが、笑い転げるほどではなかったし、現場エージェントのアナリストイジメとか、看守がマックスをボコボコに暴行するシーンとか、SPがコントロールのチーフに因縁をつけるシーンとか、不愉快なシーンが目白押しで、バカコメディじゃななかったよねぇ、これ。その辺りが不満でございました。


★おまけ

 なんと重要キャラの一人が元ザ・ロックドウェイン・ジョンソン。この人がそれなりの知名度の映画に出ているのってスコーピオン・キング以来の様な気がする。あとカオスの巨人殺し屋キャラってWWEのプロレスラーの「グレート・カリ」ですねぇ。プロレス関係者率が高い映画でした。