感想:アニメ「Fate/Zero (第1期)」(2011年)第11話「聖杯問答」


 アニメ「Fate/Zero (第1期)」(2011年)(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

Fate/Zero-アニメ公式サイト-
http://www.fate-zero.jp/

 BSデジタル放送BS11(イレブン)での視聴です。

第11話 聖杯問答


■あらすじ

 切嗣たちの城に突然ライダー(とおまけのウェイバー)が突入してきた。早速セイバーが迎撃に向かうが、ライダーに戦う意志は無く、持参した酒で酒宴を開きたいという。ライダーは聖杯戦争において、実際に戦うのではなく、サーヴァント同士の格を比較し、一番格上の者を勝者とすれば良いと言い、セイバーに「聖杯問答」を挑んできた。さらにその場にライダーに誘われたアーチャーも戯れに姿を見せる。

 聖杯を求める理由として、アーチャーはこの世の宝は全て自分のものなので、それを手に入れるのは当然と主張。ライダーはサーヴァントとしてではなく、人としてこの世に実体化したいという。セイバーは滅びた母国の再生のため聖杯を使いたいと望むが、それを聞いたライダーにセイバーの望みや生き方は王のものではないと斬り捨てられる。

 そこにアサシンの大群が現われ一同を包囲するが、ライダーは宝具(自分にかつて仕えていた軍隊)を使いアサシンをあっさり皆殺しにする。酒宴はお開きとなり、ライダーとアーチャーは立ち去る。セイバーは自分の王としての生き方に疑問を感じ始める。(〜-102:38:13)


■感想

 凄い、ライダーの宝具も凄い事は凄いけど、それよりも話が殆ど先に進んでいないのが凄い…、聖杯戦争を中断してキャスター狩りに針路変更しただけに留まらず、さらに寄り道的な凛の冒険談とか王道論争で各一話使ってしまうとは…、論争自体は面白くて聞きほれましたが、話が進まないんじゃぁなぁ。

 まあ大元になったゲーム「Fate/stay night」の方も超々々大作だったらしいので、それに合わせたスケール感という事でせうかね。


★追記

 頂いた情報によると、今回までで原作の半分は消化したとの事…、むうう、なのに誰一人脱落していないとは…


■おまけ:英霊と魔術師
セイバー(アーサー王)    :衛宮切嗣
アーチャー(ギルガメシュ王) :遠坂時臣
アサシン(?)        :言峰綺礼
ランサー(ディルムスト)   :ケイネス・エルメロイ・アーチボルト→ソラウ(9話〜)
ライダー(征服王イスカンダル):ウェイバー・ベルベット
キャスター(ジル・ド・レエ) :雨生龍之介
バーサーカー(?)      :間桐雁夜