感想：小説「最終要塞タイタン」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 424巻）

　小説「最終要塞タイタン」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 424巻）の感想です。
（※以下、今回の話の内容について多少触れています。ご注意ください）

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150118493/
最終要塞タイタン (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-424 宇宙英雄ローダン・シリーズ 424) [文庫]
H・G・エーヴェルス (著), クルト・マール (著), 工藤稜 (イラスト), 増田久美子 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2012/5/10)
ISBN-10: 4150118493
ISBN-13: 978-4150118495
発売日： 2012/5/10

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ[424]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2012年5月10日
サイクル＝第13サイクル「バルディオク」

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◇８４７話　メタモルフォーゼ（H・G・エーヴェルス）（訳者：増田久美子）

　惑星オリンプの地下にはガイズ＝ヴォールビーラーたち数百名が潜伏していた。彼らは太古に滅亡した故郷星間帝国トバを復興するため、人類を利用しようと企んでいた！！

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　皇帝アーガイリスの冒険談。ストーリーとしては単純では有るものの、いつもの様な中だるみ感は無く、なかなかの出来栄えでした。

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◆８４８話　最終要塞タイタン（クルト・マール）（訳者：増田久美子）

　ティフラーたちは地球の太陽系帰還に備え、調査のため太陽系に向かった。ホトレノル＝タアクは、調査を成功させるため、土星の衛星タイタンにある超重族の要塞に潜入するが？！

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　「ホトレノル＝タアクの冒険」的なお話。タアクが（打算的な行動とはいえ）すっかり身内になってしまっています。タアクが超重族を巧みにだまして工作を進めるところとか面白いし、クライマックスの「計画は成功か！？失敗か！？」的なところでは手に汗握る思いでした。

　そしてついに明かされた地球と月の帰還計画の全貌！！