NHK総合で毎週日曜日深夜0:40-1:10に放送。
■頭がしびれるテレビ|NHK
http://www.nhk.or.jp/program/shibireru/ギリシア語で"数学の"という意味の小さなギャラリー"(マティマティコン)"がこの番組の舞台。無類の数学マニアのオーナーを頼って、毎回、相談が持ち込まれる・・・・ 数学の不思議さ、美しさを知らずに人生を過ごすなんてもったいない! この番組を見れば、あなたも数学の世界をもっと知りたくなること間違いなし。頭がしびれるような知的刺激をお届けします!
第7話 円周率・π なぜ3じゃダメなの?
■内容
>ゲストは、俳優・笹野高史さん。小学5年生の息子から「円周率がなぜ3じゃダメなの?」と聞かれたが、答えられなかったと言う。谷原オーナーが「もしπが3だったら、この世界はどうなるのか」をユーモラスに解き明かしていく。古代のアルキメデスの時代から円周と直径の比率・πは3をわずかに超える値ということは分かっていて、その正確な値を得ようと数学者たちは人生をささげてきた。神の作った数字と言われるπの魅力。
・πは無限に続く無理数。
・アルキメデスが2200年前に3.14…と求めた
・πを(めんどくうさいからと)きり良く「3」にしたら、指輪のサイズも陸上競技のトラックも砲丸投げの砲丸もタイヤも何もかもまともに作れない。
・16世紀の学者ルドルフは円周率を求めるため40年かけて「461京1686兆184億2738万7904角形」の周囲の長さを計算し、πの値を35桁まで計算した。そのためドイツではπをルドルフ数と言う。
・17世紀の日本の算学者・建部賢弘は小数点41桁まで突き止めた。
・あのはやぶさの軌道計算もπが小数点以下15桁まで使われていた。ここで3.14だけで計算していたら、地球に帰るどころか宇宙のどこかに飛んでいっていた。
■感想
出演者の小芝居が面白すぎる。それでいてタメになります。たまらん番組です。
次回最終回。