感想:NHKスペシャル「コンピューター革命 最強×最速の頭脳誕生」(2012年6月3日放送)

情報処理2012年08月号別刷「《特集》「スーパーコンピュータ「京」」

NHKスペシャル|コンピューター革命最強×最速の頭脳誕生
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0603/index.html

2012年6月3日(日)
午後9時00分〜9時49分

地球上の全70億人が一斉に取りかかっても数十日間かかる計算をたった1秒で行うという“世界最速”の頭脳・理化学研究所富士通が開発したスーパーコンピューター「京」と、人間の言葉を聞いて理解し、人気クイズ番組で全米チャンピオンを破った“世界最強”の人工知能・IBMの「ワトソン」。激烈な競争の末に生まれたこの2つの頭脳は、人間社会を劇的に変貌させる可能性がある。


地球温暖化津波の被害予測、遺伝子創薬など最先端分野での技術開発のスピードを一挙に短縮する「京」。過去の出来事をすべて知識として蓄え、経済危機脱出のシナリオを描いたり、症例から、医師に代わって診断を下すなど、人間を記憶から解放する「ワトソン」。両者が目指すところはひとつ、人間を実験や計算、知識の暗記といった単純作業から解放し、より高度な知的活動に専念させることだが、“知性”と呼ばれてきたものをコンピューターが肩代わりするようになった結果、私たちの社会はどう変わるのだろうか。バラ色の未来か、仕事を奪われる悪夢か。


世界各地で進むコンピューター革命の最前線ルポに加え、コンピューターが高度に発達した近未来の東京を舞台にしたアニメも挿入し、変貌の行方を描き出す。

 

内容

〇アニメ
・2020年の未来を舞台としたアニメ。女子高生が主人公。声優は日笠陽子!!


〇京(けい)で出来る事
・新薬の開発
・災害発生時に、数百万人に個々に避難経路を指示する
・心臓の動きをシミュレーション


IBMの「ワトソン」
・クイズ番組に挑戦して勝利するまで
・病院に導入すれば症状からすぐ病名を回答してくれるはず


〇コンピューターが東大入試に挑戦
・2020年に合格する事を目指す
・そうしたら現在のホワイトカラーの半分は必要なくなる?


〇脳とコンピューターの接続
・脳派で車椅子を動かしたりテレビを起動したりする研究
アメリカではサルの脳とコンピューターを相互接続に成功

感想

 NHKキタ! 真面目なコンピューターの番組「電子立国」みたいなのかと思ったら、オタ絵のアニメが流れて、ヒロインが「2020年の未来にタイムスリップしてみない?」とか言うし、凄いオタ風味。

 もちろん真面目にスパコンの京とかワトソンの説明も有りましたが、荘厳な感じのBGMとかを流したりして、科学番組というよりエンターテインメント風でした。しかし、これはこれで面白かったかな。

 結論として、NHKは段々オタ+民放化している、という事をひしひしと感じました。あと日笠陽子さん、「もしドラ」でNHKに気に入られたのかしら。
 
IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる