アニメ「じょしらく」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■StarChild:じょしらく
http://www.starchild.co.jp/special/joshiraku/
■概要
同名漫画(原作:久米田康治/漫画:ヤス(別冊少年マガジン連載))のアニメ化作品。ジャンルはお笑い。「女子落語家五人が、楽屋の中で延々トークする(だけ)」という、いかにも久米田ノリのお話です。
ちなみに、この番組のコピーは『このアニメは女の子の可愛さをお楽しみ頂くため、邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみ頂く番組です。』です。
■キャスト
蕪羅亭魔梨威(ぶらてい・まりい):佐倉綾音
防波亭手寅(ぼうはてい・てとら):山本希望
波浪浮亭木胡桃(はろうきてい・きぐるみ):小岩井ことり
空琉美遊亭丸京(くうるびゆうてい・がんきょう):南條愛乃
暗落亭苦来(あんらくてい・くくる):後藤沙緒里
第1席
■あらすじ
(1)普段問答
普段着について考えた→普段着とは寝るときに着ているもの→魔梨威は寝ているときスッポンポン→魔梨威の普段着は裸だ
(2)ふく違い
楽屋に入る前の幕間劇。五人組の普段着について。
(3)叫び指南
二択問題をいろいろ考えている→海と山はどちらが好き?→山はヤッホーで海はバカヤローだ→海で何を叫ぶべきか?→「返せー!」が正解
■感想
原作コミックは既読。既読どころの騒ぎではなく「別冊少年マガジン最強の連載漫画でね?」と思っているほどでございます。
1本目はいきなり「楽屋だけで進む漫画をアニメにする意味なくない?」とメタ発言をブチかましてきて笑わかします。あと「オレたちゃ裸がユニフォーム→アパッチ野球軍」ってオタは相当知っていそう。
2本目はこんな話絶対見たこと無い。コミック描き下ろし話かなぁ(私服は描き下ろしでなら描いたという話を読んだから)。
3本目は海に向かって「返せー、領土を、人を、技術を、資源を」って久米田康治テイストが満載です。
という事で、いやー、こいつぁ面白いや。いい感じにアニメ化出来ています。満腹満腹。
★おまけ
エピソード2に出ていた名前(メインキャラ以外)。思いつく範囲で解読してみました。
死亭棒胃(してい・ぼうい)
→シティボーイ
動氏亭工菜多(どうしてい・こうなた)
→どうしてこうなった?(=ネットとかででよく見る言い回し)
矢個屁亭紋度(やこへてい・もんど)
→モンド映画(残虐映画)の代表的監督グァルティエロ・ヤコペッティから。
安談亭羅留誤(あんだんてい・らるご)
→アンダンテラルゴ。オーディオ関係の会社らしい。
夢寸亭平伊手(むすんてい・ひらいて)
→むすんでひらいて
美尾乱亭誤自羅(びおらんてい・ごじら)
→怪獣映画の怪獣ビオランテとゴジラ。
駄亜亭針井(だあてい・はりい)
→映画「ダーティハリー」
駄亜亭針井弐(だあてい・はりいに)
→映画「ダーティハリー2」
猫乃亭喪仮鯛(ねこのてい・もかりたい)
→「猫の手も借りたい」
恋四亭愛四手(こいしてい・あいして)
→恋して愛して
千葉六亭麻淋図(ちぱろくてい・まりんず)
→千葉ロッテマリーンズ
海亭蚊惨(かいてい・かざん)
→海底火山
背府亭番都(せふてい・ばんと)
→セーフティバント
股似亭度礼酢(またにてい・どれす)
→マタニティドレス