感想:アニメ「織田信奈の野望」第7話「信奈上洛」


 アニメ「織田信奈の野望」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「織田信奈の野望スペシャルサイト
http://odanobuna.com/index.html

テレビ東京あにてれ 織田信奈の野望
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/odanobuna/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第7話 『第七回 信奈上洛』


■あらすじ

 京都では足利将軍が三好三人衆に襲撃され、将軍義輝と妹の義昭は逃亡、室町幕府は消滅した。良春は(今更ながら)歴史が自分の知っているものとは違うことに大いに焦り始めた。信奈は光秀の案で、将軍家の血を引く今川義元を次期将軍として担いで上洛することを決意し、浅井には弟の信澄を「妹」として嫁がせ同盟を結んだ。

 織田軍はついに上洛を開始し、途中を遮る六角氏を蹴散らす一方、良晴たちは先行して京に入るが、京都は無政府状態に陥っていた。そんな中、良晴は三好兵に襲われていた巫女少女を助け、また宣教師「ルイズ・フロイス」(声:佐藤利奈)や、邪気眼キャラ・自称「邪気眼竜政宗」こと「梵天丸」(声:大久保瑠美)と出会う。良晴は巫女少女が良晴が未来から来たことを知っているらしいことに驚く。結局巫女少女「姫巫女(ヒミコ)」(声:諸星すみれ)は妖術使いの「松永久秀」(声:浅野真澄)に脅されて御所に戻る。最終的に信奈は京に入るが、三好三人衆・朝倉・比叡山などが同盟し信奈包囲網を敷こうとしていた。


■感想

 今まではそれなりに歴史の流れに沿っていたのですが、今回一気にファンタジーに転進したなぁ。ヒミコさまが出てくるわ、松永が魔法使いでゾウに乗っているわ…

 それ以外にも突然朝倉とか延暦寺が向こうからケンカをうってきて「武田とも同盟して信奈を潰すぜ」とか言い出して「あれぇ」でした。まあ、史実では『信長が足利将軍を傀儡にして偉そうにしたので、将軍が怒って包囲網を敷かせた』わけですが、善人信奈ちゃんはそんな事はしないので、無理やりでも包囲させるしか無かったのでしょうね。ここで凄いトンチの効いた理由を持ち出せたら感心したと思うけど…

 と言う事で、大幅に史実から離れ始めましたが、今後どこまで史実と同じような流れに持っていけるのかお手並み拝見ですね。まさか比叡山焼き討ちとか、一向宗と血みどろの十年戦争するわけにもいかんでしょうし…